相手を思いやりながら、伝える
良い思い出にするには、相手への思いやりも大切
別れる理由は、相手が悪いのではなく、自分の問題という形にした方がスムーズです。彼(彼女)を責める形になってしまうと、怒らせて聞く耳を持ってもらえなくなったり、改善のための提案をされた時に断りにくくなったりするからです。
浮気が原因で別れる場合、「浮気に耐えられない」と伝えて、相手に「二度と浮気はしない。だから別れない」と言われると、約束が守られるかはともかく、別れる原因がなくなってしまいます。でも、同じ内容でも、「あなたはとてもモテるから、そんな人気者の男性と付き合っていく自信がない」と、自分の気持ちの問題として伝えれば、「そんなことないよ。とっても可愛いし大好きだよ」と言われても、「ありがとう。でも、これは私自身の気持ちの問題で、不安を消すことはできないの。ごめんなさい」と切り返すことができます
別れた後も、悪口は言わない
無事に恋愛を「卒業」することができたら、これまでの時間は良い思い出にして、相手を悪く言わないようにしましょう。もちろん、SNSに書き込むのもNGです。共感や同情を示してくれる人もいるでしょうが、「そもそも、そんな相手と付き合ったあなたが悪い」と思われてしまうリスクもあります。もしかしたら、元カレ(元カノ)の悪口を言っているという噂が、あなたをひそかに「いいな」と思っている人の耳に入って、未来の恋を逃してしまうかもしれません。これでは、新しい出会いを引き寄せることはできません。卒業と言う優しい言葉で包んでみても、やはり、別れを告げるのは辛いものです。でも、だからこそ、自分が出した答えにちゃんと向き合うことが大切。意志を固めたら、相手のことをできるだけ思いやりながらもハッキリと思いを伝えましょう。すぐには無理でも、将来的には、お互いに良い思い出にできたら素敵ですね。