建築技術の進歩や住環境の向上により住宅の長寿命化が進む中、我が家を長持ちさせるためのリフォーム、長寿命化リフォームが注目されています。今回のリフォームの現場からは、我が家を後何年持たせればいい?長生きがリスクの時代?です。

長寿命化リフォームは金銭的にかなりお得

長寿命化リフォームは建て替えを繰り返すより2,600万円お得。

長寿命化リフォームは建て替えを繰り返すより2,600万円お得。

木造住宅は、適切なお手入れをしていけば100年住むことも可能です。長寿命化リフォームとは、住宅の寿命を延ばし、長く快適に住み続けるリフォームのことを言い、生涯支出を考えると金銭的にかなりお得な方法です。

住宅リフォーム推進協議会調べによると、30年ごとに建て替えた場合の総支出は90年で7,800万円なのに対し、長寿命化リフォームで維持する場合は5,200万円とのこと。その差はなんと2,600万円にもなります。

 

そこまで長生きしないから

しかし長寿命化と言っても、大型リフォームを実施する世代の多くは50代。100年持たせましょうと言ったところで、「そこまで長生きしないから」「将来はどうなるかわからない」と言う声も聞きます。平成24年の日本人の平均寿命は、男性が79.9歳 、女性が86.4歳。確かに今50歳なら、家は後30年もてばいいと考えたくなるのもわかります。

平均寿命で後何年生きられると考えるのは意味が無い

平均寿命とは、今50歳だから後30年生きられるという意味ではない。

平均寿命とは、今50歳だから後30年生きられるという意味ではない。

しかし平均寿命とは、今50歳だから後30年生きられるという意味ではありません。

オールアバウト医療系ガイドの西園寺克氏によると、平均寿命とは死亡年齢の平均ではないにもかかわらず、「平均」という言葉に惑わされて間違ったイメージを持っている人が多いんだとか。

平均寿命の計算は、複雑な式によって出されていて、実際は人口の半数以上が平均寿命より長く生きているんだそうです。(死亡年齢の平均ではない? 平均寿命のウソ・ホントより)

 

長生きがリスクの時代?平均寿命以降の暮らし

これからは平均寿命以降も快適に暮らせるよう考えいく必要がある。

これからは平均寿命以降も快適に暮らせるよう考えいく必要がある。

となると、これからの生活設計は、平均寿命以降を生きることを前提に考える必要があることに気付きます。

家づくりやリフォームに際しても、今50歳だから80歳まで後30年もてばいい、と考えるのではなく、80歳以降も快適に暮らせるよう考えていく必要があります。

最近ガイドYuuは個人年金保険の見直しをしたのですが、80歳まで保障されるタイプを選ぼうとしたところ、「80歳以降も生きることを前提に考えないと意味が無い」と、80歳になろうとする母に言われハッとしました。最近よく聞く、「長生きはリスクの時代」という言葉を実感した瞬間でもありました。

 

長寿命化リフォームによって子どもたちの暮らしを豊かに

長寿命化リフォームによって子世代はローンが無い暮らしをすることができる。

長寿命化リフォームによって子世代はローンが無い暮らしをすることができる。

長寿命化リフォームは老後の暮らしに安心を与えてくれるだけでなく、子どもたちの今後の暮らしを豊かにしてくれる可能性も持っています。

現在の日本の平均建て替え年数は30年ほどですが、これでは30年ローンを組んで購入したら払い終わる頃には建て替え、また子世代がローンを組んで家を建てるの繰り返しになります。

しかし、家の寿命が2倍の60年になって子どもに継いでいけば、子世代はローンが無い暮らしをすることができます。

 

今こそ我が家に本来の寿命をまっとうさせるリフォームを

家の寿命と人の寿命は、これからずっとつながり続けていくもの。

家の寿命と人の寿命は、これからずっとつながり続けていくもの。

リフォームの技術は進歩しています。以前は建て替えたほうが早いと言われていたことも、様々なことがリフォームで叶えられる時代になりました。

この記事をご覧になっている皆さんにはまだまだ先の話のことだと思いますが、家の寿命と人の寿命は、これからずっとつながり続けていくものです。

長生きをリスクと考えず元気に生きていくために、子どもたちの暮らしを豊かにするために、今こそ我が家に本来の寿命をまっとうさせるリフォームを考えてみて下さい。

 


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