うなぎ/東京近郊のおすすめうなぎ店

オペラ鑑賞の前に、うな重はいかがでしょう?赤垣

京王線の初台駅、新国立劇場やオペラシティーへ観劇に行かれる方には馴染みの駅だろう。いつもは新国立劇場直結の北口で出るところ南口で出ると、また違った初台の顔がある。どこか懐かしい商店街の中に、昭和レトロなうなぎ屋赤垣がある。観劇の前にトロっと柔らかい、うな重はいかがでしょうか?

山室 賢司

執筆者:山室 賢司

うなぎガイド

初台駅、北に新国立劇場、南には懐かしい商店街

京王線初台駅を南口に出ると甲州街道をはさんで北側には新国立劇場、オペラシティーが見え、南側には緑地が見える、旧玉川上水の緑道だ。そして緑道の先には、北側の近代的なビル群の雰囲気とは違い、どこか懐かしい感じの商店街がひろがっている。緑道を散歩する人、自転車で豆腐を売りに来る人、子連れでお買いもの、なんだかホッとする街の風景だ。商店街を少し入ったところに、うなぎ赤垣がある。木製の引き戸を開けて暖簾をくぐると、女将さんが迎えてくれる。
うなぎ赤垣外観

うなぎ赤垣外観


うな重は松1700円から

昭和レトロな雰囲気の店内はテーブル席5卓ほどの小さなお店。地下にはお座敷席もあるようだ。メニューはうな重 松1700円、竹2100円、梅2500円、特上3000円。グレードで鰻の大きさ重量が違うとのこと。他には、うざく、肝焼き、板わさ、玉子焼きなどがある。本場鹿児島の芋焼酎亀酔神「赤垣」というオリジナルの芋焼酎があり、ピノ・ノワールといった軽めのワインも置いてある。うなぎとワインはなかなか合うのだ。梅2500円をお願いする。ちょっとお時間いただきますとのこと。
うなぎ赤垣 うな重梅

うなぎ赤垣 うな重梅
 

ボリューム感のある肉厚うな重

待つこと30分、うな重登場。皮は柔らかく、皮下の脂のノリがよい。身は厚めでトロッとした身だ。やや強めの焼で身の表面をパリッと仕上げてある。タレは甘辛系やや甘め濃いめ。ごはんの炊き加減もかためで蒲焼とのバランスも良い。キモ吸いではなく、豆腐とわかめの味噌汁がつく。このお値段でボリューム感のある肉厚うな重をいただけるのはありがたい。女将さんによると新国立劇場での観劇の前に来店されるお客様もいらっしゃるとのこと、開演時間に合わせて予約することをお勧めしたい。
うなぎ赤垣 うな重梅

うなぎ赤垣 うな重梅

■赤垣
住所:東京都渋谷区初台1-38-11
電話番号:03-3370-2763
営業時間:11:00~14:00 17:00~20:00(L.O.19:30)木曜日定休
地図:Yahoo!地図情報
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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