サードステージ
人を幸せにすると、“愛ビーム”は増える!
「おばちゃん、アイスクリームちょうだい!」
女主人は冷たく「あんたにあげるアイスクリームはないよ。他の人に頼むんだね」と言い放ちました。
今度はあなたが女主人に注文してみました。
「アイスクリームください!」
すると、女主人は美味しそうなアイスクリームを出してくれました。
あなたはそっと、その子供にアイスクリームを渡してあげました。
子供は万遍な笑顔でお礼を言い、美味しそうにアイスクリームを食べ始めました。
≪あれ?≫
あなたは、“愛ビーム”が増えていることに気付きました。
≪自分だけが幸せになることでは、“愛ビーム”を増やすのには、限りがあるんだ!≫
あなたは、どんどん色々な人に、自分が手に入れたものをあげていきました。
中には、今、自分が身に付けているお気に入りのアクセサリーが欲しいという人もいます。
あなたは、相手の喜んだ顔の方が、アクセサリーよりも価値があると思い、相手にそれをあげました。すると、自分のことをもっと好きになっている自分に気付きました。
“愛ビーム”はどんどん増えていきました。
≪よし!これで、敵をやっつけられるぞ!≫
あなたが店を出ようとしたとき、女主人が、何かを書かれた紙きれを渡してくれました。
「これからが、勝負だよ」
女主人は優しく微笑みました。
あなたはその紙きれをポケットに入れ、敵のいる基地に向かっていきました。
―ファイナルステージへ―