ポジティブな叱り方とネガティブな叱り方の見分け

1回叱るごとに、必ず置き土産をしてきている

1回叱るごとに、必ず置き土産をしてきている

私が行っているポジカリ講座では、心理学を活用した「ポジティブに叱るためのノウハウ」をお伝えしています。では、ポジティブに叱ることとネガティブに叱ること、何がその分け目だと思いますか?

一見、叱り方というと、効果があればそれでOKの印象があるかもしれません。でも、しつけの大事なポイントである「叱る」という行為には、それ以上の奥深さがあります。つまり、その時の効果だけではない、その後への影響までも視野に入れて、叱ることが大切なのです。

「ポジティブな叱り方」とは、効果があるばかりでなく、叱ることで子供のその後にプラスになる叱り方のこと。 逆に、「ネガティブな叱り方」とは、効果がないばかりか、子供のその後にまでマイナスの影響をおよぼす叱り方のこと。

1回叱るたびに、私達は、子供の心に、何かしらの置き土産をしてきていることをイメージすると分かりやすいかもしれません。ポジティブに叱れば、いい置き土産を、ネガティブに叱れば、悪い置き土産を、気づかぬうちに子供の心に残してきているのです。

いい置き土産であれば、その子の心にいい栄養を与えていきます。でも、もし悪い置き土産であれば、その子の心にチクリチクリと突き刺さっていきます。このように、叱るという行為は、後々、余韻が残りやすいのが特徴です。

>>次ページで、悪い置き土産が子供の心に及ぼす影響について見ていきます。