菓子屋横丁に行こう!
蔵造りの街並みから程近くにある川越の人気観光スポット『菓子屋横丁』。明治時代はじめから続くというこの横丁には、駄菓子屋さんやら手作りの飴などを売る小さな古い店が軒を連ねています。昭和初期には、関東大震災で被害を受けた東京に代わって駄菓子を製造供給するようになり、70軒ほどのお店が並んでいたそうです。現在は20軒ほどのこじんまりとした横丁ですが、ガラスをはめこんだ石畳や景観に配慮して茶色く塗られた電柱など、懐かしい下町の風景がここにはあります。平成13年には環境省の選定する「かおり風景100選」に選ばれています。キッチュなお菓子や小物類が並ぶ『江戸や』
蔵造りの街並みの終点、札の辻交差点を左折して数分歩くと菓子屋横丁出発点のお店『江戸や』さんにたどり着きます。ここは女子が大喜びしそうなキッチュなお菓子や小物類がぎっしりと並んだお店。飴の量り売りでは、様々な形・色・味の飴をコレクションしてください。あれこれ選ぶのは、日ごろのストレスを忘れるほど楽しいです。
川越名物『大黒柱』
横丁を散策して色んな店を覗いてみて気づくのは、あちこちの店に長い大きな麩菓子が売られていること。川越名物『大黒柱』です。その長さ95cm、日本一長い麩菓子で、特に中高生のみなさん、こちらの品をよく買われているようです。価格は300円~350円。人にあげるお土産としても、インパクトがあるので人気があります。ユニークな壁画にも注目してほしい老舗『むろおか屋』さんには、地元名物さつまいもを使ったお菓子がたくさん。サツマイモのおやつは素朴で地味な外観のものが多いのですが、食べ始めたらやめられなくなるほど美味しいものばかりです。お土産にも是非。
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