生命保険の見直し/ライフスタイル別 生命保険見直し事例

就職したばかりの社会人によくある保険の落とし穴

社会人になったら、保険は自分で手当てしたいもの。でも、保険に入っていない、入ってはいても中身に問題があるなど、落とし穴に落ちている人が多いようです。あなたは大丈夫? すぐにチェックしてみましょう。

執筆者:小川 千尋

  • Comment Page Icon
新社会人の皆さん、保険の落とし穴に落ちていませんか?undefined

新社会人の皆さん、保険の落とし穴に落ちていませんか? 

新社会人が陥りがちな保険の落とし穴は、大きく分けて2つです。1つは、保険に関心がないことによる無保険状態。もう1つは、誰かにすすめられるままに高額な保険に入ってしまうオーバー保障状態です。なぜ、これが落とし穴なのでしょうか? まず、そこから見ていきましょう。

新社会人の保険の落とし穴をチェック!

新社会人は、入院したときの医療費に備えるための医療保障を優先的に準備することを考えます。とかく、若いうちは入院しないから保険に入るのはムダと考えがち。ですが、若くても、病気・ケガで入院する可能性はゼロではありません。

もし、入院ということになったら、まだ貯蓄がほとんどない新社会人は、医療費の支払いで親に迷惑をかけてしまうかも。それを防ぐために保険に入っておいた方がいいのです。これが、無保険状態が落とし穴となる理由です。

もう1つ、オーバー保障が落とし穴となる理由は、保険料のムダ使いになることです。保険に入っていれば、何かあったときはお金が受け取れるので、無保険でいるよりはいい状態ではありますが、まだ必要ない保障のためにお金を使うのは避けたいもの。

ありがちなのは、2000万~3000万円の死亡保障に入院日額5000円~1万円の医療特約をつけたパターンです。医療保障はともかくとして、この保険金額は子どもが生まれてから必要になる保障額。シングル時代には高額すぎます。遺族のための死亡保障は、責任を持つべき扶養家族ができそうになってから考えればいいものです。

この2つのパターンのどちらかに当てはまる新社会人の人は、新しく保険に入るか、見直すかで落とし穴から抜け出しましょう。

具体的な保険の入り方と見直し方は次のページで
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます