生命保険の見直し/ライフスタイル別 生命保険見直し事例

就職したばかりの社会人によくある保険の落とし穴(2ページ目)

社会人になったら、保険は自分で手当てしたいもの。でも、保険に入っていない、入ってはいても中身に問題があるなど、落とし穴に落ちている人が多いようです。あなたは大丈夫? すぐにチェックしてみましょう。

執筆者:小川 千尋

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ありがちパターンの対処法はコレ!

無保険の人はすぐに入って、入っていても問題アリなら見直して。

無保険の人はすぐに入って、入っていても問題アリなら見直して。

では、実際に落とし穴に落ちてしまった人はどうすればいいか、見直し事例を見ていきましょう。

事例1
Aさん(22歳・女性)は、保険の必要性は特に感じていないし、誰もすすめてくれる人もいないので、保険に入っていません。

入り方
このケースは、見直しというより、新しく加入することで対処します。前のページで触れているように、シングルが優先して準備する保障は医療保障です。医療保障を準備するには、医療保険が向いています。

医療保険には、保障が死亡するまで続く終身型と、10年などの一定期間ごとに保障を更新していく定期型(更新型ともいう)があります。医療保障が必要な期間は一生涯なので、シングルのうちから終身型に入っておくといいでしょう。

保障額は入院日額5000円~1万円で、保障は入院と手術・先進医療のシンプルな内容でいいでしょう。保険料の支払いにムリのない内容にすることがポイントです。

事例2
Bさん(23歳・男性)は、去年、先輩のすすめと紹介で保険に加入しました。保険証券を見ると、保険種類の欄に「終身保険」と書いてあります。さらに、特約の欄を見ると「定期保険特約」、「疾病入院特約」、「災害入院特約」などの特約の名前がいくつか記載されていて、保障期間は10年間です。終身保険と定期保険特約を合計した死亡保険金額は3000万円、入院日額は5000円です。

見直し方
Bさんが加入している保険は、定期付終身保険に医療保障の特約をつけたもので、特約は10年ごとに更新していくタイプです。この保険で問題なのは、シングルのBさんには3000万円もの高額な死亡保障はいらないこと。今、あればいいのは医療保障なので、医療保険に入って、この保険は解約するのがいいでしょう。医療保険の選び方は、事例1と同じです。

死亡保障は、結婚が決まったときに改めて、死亡保障のための保険に入ればOKです。
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