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ドッグラン・公園を楽しむしつけとマナー(4ページ目)

愛犬とのんびり公園をお散歩。いいですよねぇ。ドッグランも楽しんでみたいものの一つでしょう。しかし、それを楽しむにも、ある程度のマナーは必要です。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド


ドッグランで気をつけたい8つのマナー

ドッグランで遊ぶ犬たち

マナーに配慮してこそ気持ちよく利用できるドッグラン:(c)HIROSHI WATANABE/a.collectionRF/amanaimages


利用条件・規則とは別に、ある程度のマナーはやはり必要です。以下のようなポイントは、当たり前と言えば当たり前ですが、中にはこうしたことへの気配りが欠如することで、トラブルに発展する場合もあるので気をつけたいですね。

1.発情シーズンのメス犬は連れて入らない
ただでさえ発情中のメス犬の匂いにオス犬は敏感。無用なトラブルを避けるためにも、発情シーズンのメス犬はドッグランの使用を控えましょう。

2.感染のおそれのある持病がある犬は入れない
各種予防ワクチン未接種の犬は入場できない、と多くのドッグランの利用条件にありますが、同じく感染のおそれのある病気をもっている犬は、多くの犬が集まる場所ですから利用は控えましょう。
 
3.うんちの始末はきちんと
前出の利用規則にもあるように、うんちやゴミなどは責任をもってきちんと始末を。
 
4.愛犬から目を離さない
いくら犬が自由に遊べるドッグランだからといって、愛犬をほったらかしにしておくのはいけません。おしゃべりに夢中になり過ぎ、愛犬がうんちをしたのにも気づかなかったり、他の犬とトラブルになったりするようでは困ります。万が一、他の犬とトラブルになった時には速やかに静止できるように。様子を見て、リードつけるか、どちらかがドッグランから退場するなどの気配りを。

また、犬によっては他の犬を怖がることがあります。無理に遊ばせようとすると、かえってトラウマをつくりかねないので、愛犬の性格と様子を見てください。他の犬を怖がっているようであれば、ドッグランからは出て、普通の散歩をしたほうがいいのではないでしょうか。どちらにしても、ドッグラン内では自由に遊べるからこそ、観察の目は忘れないようにしたいものです。
 
5.食べ物は持って入らない
食べ物が原因で犬同士がトラブルになることもあります。また、勝手に他の犬におやつをあげたりしては、そのお宅なりのせっかくの健康管理を台無しにしてしまうこともあります。ドッグランでは食べ物持参は控えましょう。
 
6.小さなお子さんの入場はなるべく控える
ドッグランによっては、小さなお子さんの入場を禁止しているところもあります。犬は走り回る人や動物を追いかけやすいもの。入場できる場合であっても、むやみにお子さんが犬を刺激しないようにお子さんへの気配りも必要でしょうし、愛犬が子供を追いかけ回したりしないように、日頃からしつけを入れておくことも大切です。
 
7.利用している犬の数が多い場合は順番を待つ
ドッグランによっては、一度に入場できる犬の数をある程度制限しているところもあります。利用している犬の数が多い場合は、順番を待つなどの気配りを。
 
8.出入り時は、しっかりと扉を閉めて
多くのドッグランが出入り口を二重扉にしています。扉を開けっぱなしにして犬が逃げ出さないように、必ず扉の開閉には注意を。


ドッグランは、言ってみれば犬たちの社交の場。気持ちよく、上手に利用して、愛犬とお楽しみください。
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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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