愛犬とドッグラン・公園で楽しむときに気をつけたいこと
犬との散歩コースはそれぞれの環境によっていろいろありますが、公園での散歩はやはり多いことでしょう。また、ドッグランを楽しみたいという飼い主さんも多いのでは?しかし、公園は公共の場であり、ドッグランにしても多種多様な飼い主さんと犬たちが集まる場所です。そういった場所を利用するには、どんなところに気をつけたらいいのでしょうか?
基本的なしつけは大切
公園やドッグランを楽しむには、やはり基本的なしつけはしておきたい:(c)Doable/a.collectionRF/amanaimages
ドッグランや公園でのお散歩を楽しむにも、やはり基本的なしつけは大切です。少なくとも「スワレ」「フセ」「マテ」「オイデ」など、基本的なしつけは身につけさせておきたいものですね。
たとえば、公園を散歩中に、小さなお子さんを連れた人と近くですれ違う際には、愛犬に「スワレ」「マテ」をさせてやり過ごすといったふうに、基本的なしつけができていれば無用のトラブルを避けることもでき、周囲の人々の犬に対するイメージもアップすることでしょう。
公園やドッグランに限らず、他の犬を見ると吠えつく、ケンカを売る、こういった癖のある犬もよく見かけますが、極力直すように努力をするとともに、直らないのであれば、他の犬に出会ったときの配慮は必要になります。
他の犬に吠えつくコの場合、1つには、なるべく愛犬の視線が相手の犬に向かないようにするという方法があります。その場でスワレやフセをさせて、好物のおやつやお気に入りのオモチャなどを見せ、愛犬が飼い主である自分に集中できるようにします。吠えずに落ち着いていられたなら、十分褒めてあげましょう。
つまり、「他の犬がいてもなんでもないんだよ」というふうに、他の犬が通り過ぎていく間、落ち着いていられるように練習していくわけです。
もう1つには、愛犬と相手の犬との間に自分が入り(相手の犬を極力見せないように)、おやつやオモチャで愛犬の気を引きながら、その場から素早く去るという方もあります。
もとより公園というのはしつけの練習場にもなるもの。スワレやマテが家の中ではちゃんとできるのに、外に出るとできなくなるということはよくありますが、それではあまり意味がありません。家の中でコマンドに反応するようになったら、少しずつ公園のような場所でも同じことができるようにトレーニングすることをおすすめします。
こと社会化期にある子犬や幼犬では、しつけという以前に、いろいろなものに慣らすという意味で公園を利用することもできるでしょう。