費用の内訳を知ってプランニングすることが大切
お金がないけど結婚式を挙げるには?
結婚式を挙げるか挙げないかは2人の考え方次第。何が常識だとか何が贅沢だとかいうことはありません。ただ、挙げたいのに挙げられないと思っているのであれば、それこそもったいないことです。結婚式を挙げることで、自分たちがいかに多くの人の愛情に包まれてきたかを認識することができたり、相手と家族の関係性を知る良い機会にもなります。大切な人との絆を見つめなおすまたとない機会なのです。では経済的余裕がないときにどうしたら結婚式が挙げられるでしょうか?
20代の2人と話していたときに気づいたことがあります。それは2人とも「結婚式には何百万円もかかるからそのお金が用意できなければ式は挙げられない」と思っていたことです。最近は親が援助してくれるケースも増えており、70%の人が親から援助を受けているというデータもありますが、2人の場合は最初から親をあてにしたくないという意見でした。
ゼクシィ結婚トレンド調査(首都圏)2013によると、挙式・披露宴の総額は平均351万円、ご祝儀総額は約223万円となっています。このご祝儀額をある程度見込んで予算組みをしているカップルも少なくはありません。あとはご招待する人数、式場の選定、衣装や演出などにかける金額を調整していくことで、少なくとも何百万円も持ち出すことはないと思われます。さらに、いまは挙式+食事会のみ、写真だけ撮るフォトウェディングなどのサービスも充実してきています。
もし、心のどこかで結婚式への憧れが残っているなら、また彼女のそういう気持ちに気づいたら、結婚式は贅沢だ、もったいないと決め付けるのではなく、どうやったら挙げられるか2人でよく相談してみてはいかがでしょう?どんなスタイルであれ、結婚式はきっと2人にとってかけがえのない瞬間になるに違いありません。