一人暮らしは「ハッピー感」を大切に
流行りの部屋は低予算で、コツさえつかめばオシャレ部屋やモテ部屋は、すぐに実現できます。ですが、一人暮らしは「誰にも邪魔されず、自由気ままに一人の生活を楽しめる」という魅力があります。「トレンドなんかにとらわれず、自分が心地よければそれでいい!」「人は入れないから勝手にさせて!」という声が聞こえてきそう。もっともな意見です。そこで『TOKYO STYLE』という本を紹介します。インテリア雑誌に絶対に載らないリアルな部屋が続々と登場します。この本は、一人暮らしを始める前に読みたい本のひとつ。超オススメです!!これは、編集者の都築響一さんが、1992年に発表した写真集。20年以上の前の本ですが、当時、相当、衝撃・影響を受けました。リアルな部屋って何? 生活って何? ってことについて考えられます。当時は1万円以上の豪華本でしたが、今では文庫化されています。図書館にもあるのでオススメです。TOKYO STYLE (ちくま文庫)
今の、特に若い世代には「キャラ立ちが重要」とか「リア充じゃなきゃ」などという風潮がありますよね。それは息苦しい。他人(友人や異性)の目を気にせずに自由に一人の時間を楽しむことも必要です。レアでマイナーなアナログレコードが床から天井まで収納されていてもいいし、友だちに「ナニ、これ?」っていわれても、一生懸命にガーリーなテイストの家具をDIYしてもいいのです。それでも「なんとしても、モテたい!人に部屋を自慢したい!」人は、トレンドを取り入れて今風の部屋にしておきましょう。ただし、変にオリジナリティを追求して、やりすぎると逆に「イタイ部屋」になってしまう可能性もあるので、ほどほどのオシャレ度にとどめておきましょう。
狭い部屋でも「人を招く、オシャレ部屋やモテ部屋はカンタンに安くつくれる」し、「一人で過ごす、気ままで自由な空間」も大切。矛盾しているようですが、どっちも正しいのです。ローコストで、好きなデザインのファスト・ファッションを身に着けるように、一人暮らしも「ファスト・インテリア」感覚で楽しみましょう!!