教育ローンは、借りた日の翌月から利息が発生する

教育ローンを組む際は、毎月の返済額を試算してみることも大事

教育ローンを組む際は、毎月の返済額を試算してみることも大事

大学や大学院、専門学校などへの進学で、教育ローンを借りるケースもあるでしょう。入学金や学費のために借りるお金とはいえ、ローンを組んだら、原則として翌月から毎月、利息をつけて少しずつ返済していかなければなりません。

同じように学費などのために利用する奨学金の場合は、卒業後に返還が必要な貸与型でも、在学中は利息がつかないことが多いのですが、教育ローンは借りた日の翌月(融資実行日によっては翌々月)から利息が発生するというのが大きな違い。そのため、教育ローンは在学中の家計のことまで考えて、借入額や返済方法などを慎重に検討することが重要です。

在学中は「元金据え置き」で利息のみ支払う場合、その利息の金額は?

日本政策金融公庫の「国の教育ローン」のほか、銀行などの教育ローンの一部でも、在学中は元金を据え置いて利息のみ支払う方法を選べます。在学中は何かと出費も増えるため、家計の負担を抑えるために、この方法を選ぶケースも多いでしょう。

元金を据え置いた場合、在学中に支払う毎月の利息はどれくらいになるのか、自分で計算することもできます。借入額に適用金利を掛けて、それを12カ月で割った金額が、毎月支払う利息になるからです。

たとえば、100万円借りて金利が3%なら、年間にかかる利息は3万円のため、1カ月ごとに支払う利息は2500円。200万円借りたら、その2倍の5000円です。元金据え置き期間中は、借り入れた金額がそのまま残るので、毎月支払う利息も同じ金額です。

仮に返済期間を合計10年にして、大学在学中の4年間は元金を据え置き、残りの6年で元利合計額を返済していく場合、借入額100万円で金利が固定で3%なら、卒業後に毎月返済する金額は1万5193円になります。

一方で、在学中も元金据え置きをせず、借りた翌月から元利合計で返済していく場合、同じ条件で返済期間10年なら、毎月の返済額は9656円と少なくなります。在学中も元金が確実に減少していくため、トータルで支払う利息の負担も軽減します。

次のページでは「国の教育ローン」の返済シミュレーションを紹介します。