ETF/東証に上場するETF(上場投資信託)の特徴

リートに幅広く投資するならETF?投資信託?(3ページ目)

相対的に高い配当利回りを期待できるリート(不動産投資信託)に幅広く投資できるのがリートETF。インフレヘッジの手段や分散投資の補完役としても人気を集めています。一方で投資信託の世界にもリートファンドが存在しています。投資するならリートETFとリートファンド、どちらが良いのでしょうか?

執筆者:村岡 里香

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運用収益を受け取らずに効率的にふやしたいなら?

運用収益をうけとらずに効率的に資産をふやしたい、という人には、SMT J-REITインデックス・オープンのように決算回数が少なく極力分配金を出さないファンドが向いています。投資信託の場合は分配金を自動的に再投資してもらうことができて便利です。

ETFも、払い出された分配金を自分で再投資すればOK。ただ、分配金が払われるごとに税金が課せられるので決算回数が多いと効率が低下します。また、分配金を再投資しなかったら、そのぶん運用資産の増え方にインデックスファンドと差がついたことにご留意ください(下表参照)。「運用収益を受け取りつつ元本の成長にも期待したい」「分配金を再投資する手間が苦にならない」という人にこそ、リートETFは向くといえるでしょう。

騰落率は期間ごとの基準価額の変動率をあらわす。

騰落率とは期間ごとの基準価額の変動率のこと。運用資産がどれくらい増えたか減ったかをあらわします。


(積立て投資する場合は?については、こちらの記事をご参照ください。)

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