ETF/東証に上場するETF(上場投資信託)の特徴

高配当株に投資するETF、その魅力と実力は?

株式投資といえば値上がり益を狙うものと考えがちですが、近年は配当を重視する投資が広がりをみせています。高配当銘柄への投資に便利なのが高配当株ETF。その特徴と運用実績についてみてみましょう。

執筆者:村岡 里香

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そもそも高配当株って?

株式の配当とは、株式の発行企業が利益の一部を投資家におすそ分けとして分配するもの。定期的に支払われる、債券でいえば利息のようなものになります。

たとえば1株当たりの年間配当が30円、現在の株価が1,000円とすると、配当利回りは3%(=30÷1000×100)となります

超低金利が続く中、着実に配当を積み重ねることでリターンを獲得する高配当株投資が人気に。

そして高配当株とは、「配当利回りが高い銘柄」のことを指します。配当利回りは、株価に対する年間の配当金の割合を示す指標で、一株当たりの年間配当金を現在の株価で割って求めます。

現在、10年国債の金利が0.62%と歴史的な低水準を這っているのに対し、東証一部全銘柄の平均配当利回り(加重平均)は1.82%(2013年3月18日)。株式投資といえば「値上がり益を狙うもの」と考えがちですが、この配当に注目して株式投資をする人も多いのです。

高い配当を安定的に出してくれる銘柄に投資すれば、たとえ株価が将来的に上がらなかったとしても、長期で保有すればするほど配当収入をたくさん積み上げることができるわけです。

高配当株投資は長期で安定的な高パフォーマンスが期待できる

高配当株に投資することは、割安株に投資することにもつながります。配当利回りは株価が上昇すると下がり、株価が下落すると上がるものだからです。すでに株価が割高になった銘柄は配当利回りが低下しているため、投資対象からははずれます。

反対に、下落相場においては、高配当株の下げ幅は抑制される傾向にあります。高配当銘柄は相対的に財務体質が健全で利益が安定している企業が多く、株価が下落するとさらに利回りの魅力が増し、投資家からの買いが入りやすいことで下値がささえられる傾向があるのです。

このような特徴から、高配当株投資の運用成績はTOPIXなど市場平均よりも安定的で、かつ長期的に見ればそれを上まわる傾向にあるようです。

次のページで、手軽に高配当株に投資できるETFをご紹介します。>>>>
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