出張でホテルに泊まるなら「進化系ビジネスホテル」がおすすめ!
全国規模で展開するビジネスホテルチェーンがますます人気です。東横インやスーパーホテルなど、立地や機能性、清潔感に秀でているのに低廉な料金で、主に出張で利用するビジネスマンなどに人気となっています。
そうしたビジネスホテルでは、無料で利用できる大浴場を設けたり、無料朝食を導入したりとサービスの拡充が図られていますが、全国チェーンゆえに、同じチェーンであれば客室や付帯施設に差異を見いだすことは難しく、言い換えれば「全国同じホテル」ともいえます。
一方で、そのような全国チェーンのビジネスホテルホテルの隆盛を受けて、チェーンホテルをよく研究し、更に利用者の声を反映させたビジネスホテルが、特に地方に小中規模でチェーン展開するビジネスホテルに多く出現しています。
こうした地方の小中規模なビジネスホテルチェーンが軒並み人気を博し、現地においては既存大手チェーンの利用者を奪っている現象すら起こっています。まさに「進化系ビジネスホテル」ともいえる形態。今回は、そんなホテルチェーンをいくつか紹介したいと思います。
トレンドを先取りする「アクアホテル」(信越地方)
「アクアホテル」は長野県の長野新幹線佐久平駅前と、新潟県の上越新幹線燕三条駅前に展開するホテルチェーンです。経営母体は自動車学校の経営会社というのも異色。ホテル内に宿泊者が自由に利用できる電子レンジを置くホテルは増えていますが、こちらのホテルでは、全客室に電子レンジやウォッシャブルスリッパを採用して、更には大浴場やサウナ、露天風呂も設置、まさに今のビジネスホテルのトレンドを先取りしていました。そして、なんと全客室の浴室に窓を設けています。
夕食まで無料! 「ABホテル」(東海地方)
現在、どのビジネスホテルは無料サービス合戦になっています。もちろん無料とはいっても宿泊料金に転嫁されてはいますが、客室のインターネットは無料、大浴場も無料、朝食も無料など利用者に好評を博しています。そんな中で、朝食無料はもちろん、ほとんどの施設で全宿泊者の夕食まで無料にしているホテルチェーンが、愛知県を中心に展開している「ABホテル」です。東海道新幹線の三河安城駅周辺だけで3店舗を展開しています。