回復ドライブをUSBメモリに作成する
USBメモリは、16GB以上のメモリを用意します。このメモリは、回復ドライブ専用メモリとなりますので、他のデータを保存していた場合は、初期化されてしまいますので注意が必要です。回復ドライブを作成するには、以下の手順にて行います。
Windows 8の「コントロールパネル」から「回復」を選択します。
「高度な回復ツール」から「回復ドライブの作成」を選択します。
「回復ドライブの作成」にて「回復パーティションをPCから回復ドライブにコピーします」にチェックが入っていることを確認して、「次へ」を選択します。
「USBフラッシュドライブの選択」にて、USBメモリを選択します。
USBメモリのデータが消去されるアラートが表示されます。
回復ドライブの作成が開始されます。
回復ドライブの作成が完了しました。作成時間は、PCやUSBメモリのスピードに依存しますが、Miix 2 8では20分程度で作成できました。
回復機能の使い方
回復を使うことで、パソコンの初期化を行うことができます。Windows 8が通常起動する場合は、Windows 8のモダンUIのチャームの「設定」より行います。ハードディスクやSSDにダメージがない場合は、回復ドライブを使用せずに、「回復」用のパーティションを利用して、操作が可能です。
「設定」の「PC設定の変更」を選択します。
「保守と管理」を選択します。
「回復」から「PCの起動をカスタマイズする」から「今すぐ再起動する」を選択します。
再起動後、「トラブルシューティング」を選択します。
「PCを初期状態に戻す」を選択します。
Windows 8が通常起動しない場合、パソコンのBIOS設定より、USBメモリから起動するように変更して、「トラブルシューティング」のメニューを選択します。また、タブレットなどでは、スタートアップのユーティリティが用意されている場合があります。
Miix 2 8では、電源ボタンとWindowsボタンと音量アップボタンの3つを同時に押しながら起動すると、スタートアップのユーティリティ画面となります。「System Recovery」を選択します。
Windows 8パソコンやタブレットを使用していて、トラブルはいつ起こるかわかりません。「回復」機能を利用すれば、簡単に初期化ができますので、活用してください。
