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SSD時代の“MacBook用外付けHDD”の選び方(2ページ目)

比較的安価なMac入門機として、モバイル用のサブマシンとして、Mac人気を支えるMacBook Air。特に、記憶装置に採用されたSSDによる高速起動や高速処理は、ひとたび味わってしまうと、HDDのパソコンに戻ることができなくなるほど快適です。しかしSSDのネックは、容量が少ないこと。そこで今回は、音楽や写真、動画など大きいデータの保存先として、SSD時代の“MacBook用外付けHDD”、その最適解を考えてみたいと思います。

熊山 准

執筆者:熊山 准

Macガイド

外付けHDD最適解は据え置き型かポータブル型か

デジタルデータがより大きくなるこのご時世において、SSD起動のMacBookにこそ必要なのは外付けHDDです。では、MacBookにはどんな外付けHDDを選ぶべきなのでしょう?

外付けHDDには大きく、AC電源で駆動する据え置き型と、MacBookからの給電で駆動するポータブル型の2つがあります。

一般的に、据え置き型は読み書きが高速で、大容量かつ安価、また接続方法が多くから選べるというメリットがあります。かたやポータブル型は据え置き型に比べ、読み書きがやや遅く、小容量かつ高価、また接続方法が限られますが、何より小型・軽量でMacBookと一緒に持ち運べるというメリットがあります。

この特徴から、それぞれ使い方が異なってきます。

据え置き型は、コンセントに繋がれているため自宅やオフィスにずっと設置しておくのが基本。MacBookをデスクトップPCのように自宅やオフィスなど一定の場所で使うだけであれば、最適な選択だと言えましょう。もっとも、モバイル用として持ち出す場合でも、「バックアップは自宅やオフィスに帰った際に取れれば十分」「外出中には音楽、写真、動画などデータは不要(あるいは必要なデータだけMacBookやクラウドに保存している)」という使い方なら問題ありません。

かたやポータブル型は、場所に縛られず、いつでもどこでも気軽に全データを持ち出すことができます。移動が多く、常にデータを参照したい場合は、最適な選択だと言えましょう。ただ、それだけに紛失・破損のリスクが高まってしまうのも事実。それを完全に防ぐには、結局のところ拠点にもう1台バックアップ用の外付けHDDを用意しなくてはいけません。

これらを踏まえ、自分が必要とする外付けHDDを選びましょう。

次ページ:接続はUSB3.0かThunderboltか?
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