愛媛・松山の観光スポットと見どころ
道後温泉本館では、歴史ある温泉に使った後、浴衣を着て休憩ができます(霊の湯2階席、神の湯2階席) (いよ観ネット)
松山空港に到着したら、いよいよ愛媛、松山の旅でのスタートです。おすすめの観光スポットをご紹介します。
古事記や万葉集に登場する日本最古の温泉「道後温泉本館」。外では写真を撮る観光客でいつもにぎわっています
まずは、3000年もの歴史を誇る天下の古湯
「道後温泉本館」。古くは古事記や万葉集にも登場する日本最古の温泉は見逃せません。城郭式・木造三層楼の本館は国の重要文化財。夏目漱石の代表作『坊っちゃん』をはじめ、数々の小説や映画に登場しました。松山の中心部からも路面電車で行けるので、ぜひ滞在中に一度は足を運んでみてください。
道後温泉駅から松山の中心部(松山市駅行き)に向かって走る、伊予鉄道の「坊っちゃん列車」
松山の中心部を走る路面電車は、松山ではおなじみですが、レトロな
「坊っちゃん列車」に乗るのもおすすめ。小説『坊っちゃん』の主人公が乗り、「マッチ箱のような汽車」と表現されたのが復元されました。運行する車掌が当時を思わせる出で立ちで、車内も明治の雰囲気たっぷりです。
司馬遼太郎の代表作をテーマにした「坂の上の雲ミュージアム」。安藤忠雄氏のデザイン (いよ観ネット)
また、夏目漱石と同世代を生きた松山出身の俳人・正岡子規による実物資料やレプリカ、パネルなど約6万点を展示する
「子規記念博物館」、司馬遼太郎の代表作で、松山出身の秋山兄弟と正岡子規が主人公の『坂の上の雲』をテーマにした
「坂の上の雲ミュージアム」など、近代日本の歴史や文学に触れるスポットも人気です。
松山のシンボル的存在、松山城天守閣。市内のいたるところで眺められます (いよ観ネット)
松山のシンボル的存在、
松山城天守閣。日本最後の完全な城郭建築(桃山文化様式)で、21棟の建造物が国の重要文化財となっていて、『坂の上の雲』の序文にも登場します。天守から松山市内をはじめ、伊予灘、石鎚山が眺められることも。ロープウェイでアクセスできます。
愛媛県南部の都市、八幡浜市のB級グルメ「八幡浜ちゃんぽん」
さらに、愛媛は“ご当地グルメ”の宝庫です。人気のゆるキャラ(R)「バリィさん」の地元・今治では
「焼豚玉子飯」、人口4万人の八幡浜市で50件以上あるという
「八幡浜ちゃんぽん」のほか、宇和島の
「鯛めし」「さつま汁」「じゃこ天」なども愛媛ならではの郷土料理。ぜひ地元でその美味しさを堪能してみてください。