写真撮影/写真撮影の基礎知識

路面電車の撮影に出掛けてみよう(2ページ目)

路面電車の撮影は鉄道ファンでなくても楽しめます。国内でもまだ路面電車は元気です。路面電車を撮るときのポイントをご紹介。旅行などで路面電車を走る街に出掛けたときは、路面電車を撮ってみませんか?

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド


古い路面電車の独特のディテールに注目


路面電車撮影

古い車体の路面電車の運転席。状況により車内のディーテルを撮れることも。

路面電車に惹かれる要因のひとつは古い車体がいまでも走っているというところ。新型車両もいいのですが、昔ながらの電車が走ってくるとなんともいえないノスタルジーを感じるものです。

その古い電車は、車体全体だけでなく車内のディテールひとつをとっても絵になるところが少なくありません。車内の床が板張りであったり、窓枠が木製など乗ってみるとわかる部分がたくさんあるはずです。

ただ、車内の撮影は他の乗客の方がいる場合は、迷惑になるので基本的には控えないといけない場面。それでも走行方向と反対側になる使ってない運転席の一部とか、車内の装飾部で撮っていて他の方に迷惑にならない状況であれば撮ってみたい部分です。


走る広告電車としてのペインティングを狙う

路面電車撮影

欧州での路面電車車体全体に描かれたペインティング


路面電車は街中を走るので、車体に広告を載せていたり、ペイントそのものが広告になっていることがあります。これも路面電車の特徴のひとつ。

商品のパッケージが車体に大きく描かれていたり、地方の名産の広告などその地でないと見れない路面電車の広告ペインティングも見逃せないポイントです。

路面電車に描かれている広告やペイントされた車体をモチーフにして撮影してみるという撮り方も楽しいです。

次のページでは路面電車の流し撮りにチャレンジ!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます