無償の愛へと進むには、段階が必要
“ちょっとしたやせ我慢”が器を大きくする!
自己犠牲をして、無償の愛を注ぐ必要はありません。
自己犠牲をする時点で、「まだそこまでの器(境地)にはなっていない」とも言えるのです。
だから、少しずつ、器を大きくしていく必要があるのです。
ただ、1つ知っておいた方がいいのは、愛という美しい感情が自分の心に満たされると、人は幸せを感じます。
でも、自己愛というニセモノの愛情を愛だと勘違いして、自分の心に増やしていくと、人はどんどん苦しくなってくるのです。
そのとき、心を満たしているものは、自分を気持ちよくさせる感情ではないからです。
それを“心”で理解できるようになったとき、人はより「人を本当に愛せるようになりたい」と願うようになります。
そして、それができるようにためにも、心の器を大きくするのが近道なのです。
心の器を大きくする方法は、“ちょっとしたやせ我慢”
心の器を大きくする方法は、“ちょっとしたやせ我慢”です。無理しすぎない程度に、理想とする自分に近づいていくことが大切です。
つまり、心も筋肉と同様、「鍛えること」が必要なのです。
心の器は段々大きくなっていくものなので、はじめは無理をしていたことでも、しばらく経つと楽にできるようになってきます。
心の器が大きくなってくると、自分でも実感でき、より自分のことを好きになります。
さらに、その心の器の大きさが、「自分自身の魅力」にもなるのです。