中古スマートフォンの注意点
中古スマートフォンを利用する上で注意点があります。前のユーザーが、分割払いにて購入して、その分割金が残ったまま市場に出ている商品があります。前のユーザーが分割払いを怠った場合、その端末にロックがかかり、使えなくなってしまいます。このように、分割金の残ってロックがかかってしまった端末は「赤ロム」と呼ばれています。分割払いの残ったスマートフォンは、安く端末を流通しているものの、赤ロムになるリスクがあります。分割払いの残金のある端末を購入する場合、赤ロムになって利用できなくなったことを考えて、返品保証のある中古スマートフォンショップで購入するのが安心です。また、SIMカードのサイズにも注意が必要です。SIMカードには、通常サイズ、microSIM、Nano SIMと3種類のサイズがあります。ドコモの場合は、有償でSIM交換が可能ですが、他社では対応しない場合がありますので、所有しているSIMサイズに合ったスマートフォンを利用する必要があります。なお、小さなSIMカードの場合は、アダプターを付けることで、大きなサイズに対応できます。
なお、中古端末が故障した場合は、修理費用が実費でかかります。万が一故障してしまった場合は、修理費用を考えると、修理するよりも別途中古スマートフォンを購入した方がコストを抑えることができるでしょう。
実際の利用例
実際に中古スマートフォンを購入して利用してみました。購入先は、中古スマートフォンの通信販売サイト、白ロム.comを利用しました。購入したのは、ドコモのXperia ZとARROWS X F-02E。中古ですが端末の状態も良く、分割払いの残っていない白ロム端末でした。赤ロムになる危険性はありません。どちらの機種共に、現在使っているドコモのスマートフォンからSIMカードを抜いて、挿すだけで、すぐに利用することができました。なお、Xperia Zは、ドコモショップにて、SIMロック解除も行い、海外にて、現地のSIMカードの利用も実施しました。
多くの種類のスマートフォンが季節毎にリリースされます。中古スマートフォンを利用することで、コストを抑えて、機種変更が可能になります。中古のリスクはありますが、リスクを理解した上で利用することで、トラブル回避もできます。ぜひ試してみてください。