預金・貯金/高金利定期預金をピックアップ

ネット定期預金の第2弾キャンペーン金利が始まる!

1月下旬にインターネット銀行の冬のキャンペーンですが、「住信SBIネット銀行での取扱いが終了するのでお早めに!」と書いたところ、キャペーンが終わった翌日に新たなキャンペーンがスタートしてしまいました。第2弾と銘打ったキャンペーンの内容を、早速見てみることにしましょう。

深野 康彦

執筆者:深野 康彦

お金の悩みに答えるマネープランクリニックガイド

  • Comment Page Icon

住信SBIネット銀行のキャンペーン金利第2弾をチェック

2014年1月31日に住信SBIネット銀行の冬のキャンペーンが終わることを書かせていただきましたが、早速、同銀行が冬のキャンペーン第2弾を発表。同年2月3日から実施されています。筆者のコラムを読まれて慌てて手続きされた方には、誠に申しわけないとお詫び申し上げます。住信SBIネット銀行は、昨年も冬のキャンペーン第2弾を行ったと記憶しているので締切りが迫ったからといっても慌てる必要がないのかもしれませんね。来冬のことを述べると鬼が笑うかもしれませんが、来冬はどっしり構えていようと思います。

今回の冬の資産運用応援特別企画第2弾、「円定期預金特別金利キャンペーン」は、2014年2月3日(月)から4月6日(日)までの預け入れ手続き完了分までと長丁場です。対象となる定期預金は、3ヵ月、6ヵ月、1年物の3種類。気になる金利は、3ヵ月、6ヵ月物は0.20%、1年物が0.25%となっています。

同年1月31日までの第1弾キャンペーンと比較すると、5年物のキャンペーンは継続せず、変わって3ヵ月物が加わったことになります。ちなみに、6ヵ月、1年物の適用金利は、第1弾のキャンペーンと変わっていませんでした。

第1弾キャンペーンの5年物の金利は0.31%でしたが、5年間も0.31%の金利に固定されることから、預け入れの妙味はほとんどなかったといえます。第2弾では、5年物から3ヵ月物に変わったことから、金利は0.20%に低下したものの使い勝手は上がった気がしてなりません。

オリックス銀行も金利キャンペーンを実施!

2月に入り本来であれば冬のキャンペーンは終了へのカウントダウンを始める時期となったのですが、2014年はオリックス銀行がオリックスグループ創立50周年記念のキャンペーンを実施することになりました。

最低預入金額が100万円以上とややハードルは高いものの、適用金利は住信SBIネット銀行を上回っています。キャンペーン期間は、2014年2月3日(月)から3月31日(月)まで。対象となるのはインターネット取引専用預金「eダイレクト預金」、通販型定期預金「ダイレクト預金」の2つの定期預金。

気になる適用金利は、eダイレクト預金は6ヵ月物=0.25%(キャンペーン前と変わらず)、1年、2年、3年物=0.35%、5年物=0.50%となっています。

ダイレクト預金は6ヵ月物=0.13%(キャンペーン前と変わらず)、1年、2年、3年物=0.25%、5年物=0.40%となっています。eダイレクト預金とダイレクト預金には、0.10%(6ヵ月物は0.12%)の金利差があります。最低預入金額が100万円からなので、0.10%の金利差は1000円の利息額の差(税引き前、100万円の場合)になります。迷わずeダイレクト預金を利用したいところです。

預入期間については、1年物を利用したほうがよいと思われます。5年物の0.50%という水準は、新窓販国債、個人向け国債の5年物を上回る水準ですが、昨年からの続く低金利局面はボトム圏と考えられ将来的には金利は上昇していくと考えられます。

金利のボトム圏のセオリーから言えば、預入期間の長い固定金利商品は避け、変動金利商品または預入期間の短い固定金利商品を利用するのが基本だからです。

【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/5/31まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます