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東京の縁結び神社 アクセスしやすいパワースポット4選

恋愛関係の願い事にご利益があるとされるパワースポットが、東京にも数多く存在します。その中から、交通の便が良い山手線の内側にある縁結びのパワースポットをご紹介します。日枝神社、赤坂氷川神社、東京大神宮、そして出雲大社東京分祀。意中の人と縁を結びたい方、必見です!

藤丸 由華

執筆者:藤丸 由華

東京ガイド

山手線の内側にいらっしゃる縁結びの神さま

全国各地に縁結びの神さまは沢山いらっしゃいますが、大都会東京にも恋愛関係にご利益があるとされるパワースポットが数多く存在します。その中から、交通の便が良くお参りしやすい山手線の内側にある神社にしぼって、縁結びのパワースポットをご紹介。縁を運んでくれる動物がいる永田町の『日枝神社』、知れば知るほど縁結びのご利益が強そうな『赤坂 氷川神社』、恋する女子が詰めかける飯田橋の『東京大神宮』、そして縁結びで名高い出雲大社に六本木でお参りできてしまう『出雲大社東京分祀』へご案内しましょう。


猿が縁結びをサポート 永田町 『日枝神社』

日枝神社

赤坂永田町エリアの高台に位置する『日枝神社』。広々とした境内ではひなたぼっこしながらなごむ人の姿も

国会議事堂や首相官邸、議員会館、議員たちが訪れる高級ホテルなどが集まる政治の中心・赤坂永田町エリアの小高い丘の上に鎮座する日枝神社。社殿を目指し階段で上るのは体力を使いますが、エスカレーターも設置されているのでお年寄りや足に自信のない人でもお参りしやすい神社です。

日枝神社には万物の成長発展の神さま・オオヤマクイノカミが祀られていて、厄除け・安産・縁結びにご利益がある神社として知られています。

猿の像

社殿のすぐ前にある『神猿像』

そして神門や社殿の前など境内には、なぜか猿の像が多数安置。ご祭神にお参りした後、猿の像にもお祈りする人の姿が見られます。これは日枝神社では猿が神さまのお使いとされているから。一般に猿は繁殖・安産の神としても信仰されているので、子宝や安産を祈願して猿の像をなで祈る人が多いのです。

また「猿」は「縁」と音が同じことから、良縁を運んで来てくれる神さまの使いとも言われています。授与所でいただける、猿がかわいらしくデザインされた『縁結び守』(500円)もおススメです。

<DATA>
日枝神社
住所:東京都千代田区永田町2-10-5
電話:03-3581-2471
開門時間:5:00~18:00(4月~9月)/6:00~17:00(10月~3月)
アクセス:東京メトロ『溜池山王』駅から徒歩3分
東京メトロ『国会議事堂前』駅から徒歩5分


縁結びの神事も行われる『赤坂 氷川神社』

赤坂氷川神社

緑深い『赤坂 氷川神社』。野鳥の声なども聞こえ、赤坂にいることを忘れてしまいそう

高級マンションが立ち並ぶ都心らしい住宅街に忽然と現れる緑深い社。平安時代から祀られていたとされ、江戸時代には八代将軍・吉宗も参拝したとされる歴深い神社です。

祀られているのはヤマタノオロチを退治した日本神話のヒーロー・スサノオノミコトと、ヤマタノオロチへの生贄になる直前スサノオに救われたクシイナダヒメノミコト。この2柱はその後結婚することとなったため、縁結びの神さまとして信仰されてきました。しかも2柱の子孫(子どもという説も)とされ、こちらも縁結びの神さまとして名高いオオナムヂノミコト(オオクニヌシノミコト)も一緒に祀られています。

このように縁結びのご神徳があるとされる神さまが3柱も祀られている赤坂 氷川神社では月に1度、良縁を得たい人のため『縁むすび参り』という神事が行われています。定員は30名でお祓いや祝詞の奏上、奉納の舞などが行われ約30分。祈祷後にはクシイナダヒメゆかりの櫛や、境内の神域にある藍畑からとれた藍(=愛)の種を入れたお守り袋が授与品としていただけます。(参加費(初穂料)は3000円~)

四合稲荷

明治時代に四社を合祀し、勝海舟に命名された『四合稲荷』

また境内には幕末から赤坂に住んでいた勝海舟が命名したという『四合(しあわせ)稲荷』も。なんともハッピーな名前のお稲荷さん。良縁を得て幸せになるため、こちらもお参りしてはいかがでしょうか。

<DATA>
赤坂氷川神社
住所:東京都港区赤坂6-10-12 
TEL:03-3583-1935
アクセス:東京メトロ『六本木一丁目』駅より徒歩5分
東京メトロ『赤坂』駅より徒歩6分


女子が詰めかけるパワースポット 飯田橋 『東京大神宮』

東京大神宮

いつ訪れても女子だらけ! 恋愛パワースポットとして名高い『東京大神宮』

東京大神宮は伊勢神宮の神々を祀る「東京の伊勢神宮」として知られていますが、強力な縁結びのパワースポットとしても大人気の神社。境内はいつも女性がいっぱいで、女子校のような光景が広がっています。

東京大神宮にはアメノミナカヌシノカミ、タカミムスビノカミ、カミムスビノカミという結びの働きを司る「造化の三神」が祀られていることから、縁結びのご利益があるとされてきました。さらに神社で行う神前結婚式を日本で初めて行ったのは東京大神宮だそうで、縁結びの神様が祀られていること、そして神前結婚式発祥の地ということから、いつしか恋愛成就を願う人たちが集うパワースポットとなったのです。

おみくじひとつとってみても、幸せをもたらす和紙の人形のついた『恋みくじ』や『血液型みくじ』『縁結びみくじ』などなど、恋愛成就を願う女子の心をくすぐるものばかり。お守りも、愛情運を上げるピンク色のものや、振れば願い事がかなう打出の小槌をモチーフにしたものなど可愛らしさのオンパレード! 一番人気は、幸せが訪れるという花言葉をもつ鈴蘭がついた『縁結び鈴蘭守り』(700円)。境内で見かけた女性、ほぼ全員が授与してもらっているという人気ぶりでした。

<DATA>
東京大神宮
所在地:東京都千代田区富士見2-4-1
アクセス:JR中央・総武線『飯田橋駅』より徒歩3分
電話:03-3262-3566


六本木で出雲大社へ行ける! 『出雲大社東京分祀』

出雲大社東京分祀

階段を上っていくとビルのワンフロアが境内になっている『出雲大社東京分祀』

六本木通りを挟んで六本木ヒルズの向かいのエリア、レストランやバーなどが立ち並ぶ一角に突如として現れる鉄筋コンクリートの神殿が『出雲大社東京分祠』。出雲大社のご祭神・オオクニヌシノオオカミの祀る神社です。

オオクニヌノオオカミは「ダイコクさま」として親しまれている神さまで、縁結びの神、福の神として良く知られています。このダイコクさまをお祀りしているとあって、出雲大社は昔から縁結びのご利益をいただける神社として信仰の対象に。島根県まで足を延ばしてお参りしたことがある方もいらっしゃることでしょう。六本木の出雲大社東京分祀は明治の初期、出雲大社のご祭神の御分霊を祀る神社として創設された、都内唯一の分祠です。

入口からビルの階段を上って境内へ。手水舎で手と口を清めた後、『祓社』という小さな社に参詣して心身の穢れを祓います。そして『御本殿』にて二拝四拍手一拝の作法で参拝。この作法は出雲大社と同じものです。ちなみにダイコクさまは男女の縁だけでなく友人関係、夫婦関係など人生における幸せの「縁」を全て結んでくださるそう。境内には良き縁を求める人が、平日昼間でも絶えることがありません。

<DATA>
出雲大社東京分祀
住所: 東京都港区六本木7-18-5
TEL:03-3401-9301
アクセス:東京メトロ『六本木』駅より徒歩1分


山手線の内側という東京都心にあるとはいえ心落ち着く神社ばかり。縁結びや良縁のお願いはもちろん、恋愛問題で悩んだ時、心を整えるために訪れる場所としてもおすすめです。
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