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つつじ祭・ぼたん祭情報も 亀戸の藤とうまいもん

江戸の頃から人気を集めた、亀戸天神の藤。連休中がみごろです。オイシイものあり、伝統を感じるおみやげあり、みどころいっぱいの町・亀戸(カメイド)を訪ねました。

執筆者:妹尾 みえ

CONTENTS

亀戸天神で江戸の五尺藤を愛でる・・・・1
カメイド大根と八重桜・・・・・2
カメイドの定番うまいもの くず餅&餃子・・・・・・3


亀戸天神社 江東区亀戸3丁目6-1  TEL03-3681-0010


 ゴールデンウィークは東京も花の季節。特ににぎわうのは、根津神社のつつじ、上野東照宮のぼたん、そして亀戸天神の藤。
 今回は「藤まつり」に先駆けて、亀戸に行ってきました。昨年は早く花をつけたそうですが、4月19日現在、まだちらほら。見頃になると、94株28棚の藤が咲き乱れます。

 ここ亀戸は、江戸時代から藤の名所として知られていました。“江戸の五尺藤”“亀戸の藤浪”として賞賛されたその見事さは、広重らも浮世絵に描いています。

 噂によると「夜藤」に、またみごたえがあるのだとか。

 今年の藤まつりは、25日~5月5日まで(右の写真は資料から拝借しました)


 福岡の太宰府天満宮に倣ったという庭。
 藤の紫が映る、心字池には赤い橋がかかり、太鼓橋の上で人と人とがすれちがう様を眺めるのもまたよいものです。

 なんたって<亀戸>ですから、池にはカメもたくさん。お日柄もよく、みんな甲羅干し中。
 大きいのも小さいのも、あくびしてるのも手足を出したり引っ込めたりしてるのもいて、見飽きません。
 あぁ~平日の午後の贅沢。

 門前には、鼈甲(べっこう)のお店がありました。
べっこうといえばカメですもんね。光にすかして見せていただいた甲良の模様のきれいなこと。

 櫛だけでなく、カメのデザインが施されたティースプーンなど、おめでたい贈り物にもよさそうです。
 ただ、自分のために買うには勇気のいる値段であります。(そんな私たちにもお店の方は親切でした…) いつか、買えたらなぁ~。


 さて、とにかく花を見まくるぞ!という猛者は、ぼたん、つつじ、藤をハシゴするそうです。ぼたん園から根津は徒歩で移動もOK。根津から、ここ亀戸までは都バスを利用する手もあります。
1時間に1~2本ですが、浅草を通り、隅田川を渡るのでなかなか楽しい。時刻は、「東京バス案内WEB」で確認してください。
文京つつじ祭り ~5月5日 根津神社 文京区根津1-28-9 03-3822-0753
(実行委員)
200円
ぼたん祭り ~5月6日 上野東照宮 台東区上野公園9-88 03-3833-0030
(観光連盟)
600円
ところでこのぼたん祭のポスター、「ぼたん祭 」って書いてありますせんか?
 

 次ページでは、亀戸天神界隈のみどころを

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