MICO世代のシワはほとんどが乾燥ジワ。
しっかり保湿をすれば、すぐに効果あり!
■シワの種類
シワの種類は大きく分けて考えると、乾燥ジワ・表情ジワ・真皮のシワの3種類があります。まずは自分のシワタイプを見極めましょう。
・乾燥ジワ
目元などによくみられる浅く細いシワ。乾燥が原因。
・表情ジワ
顔の表情に合わせてできるシワ。若い健康な肌の場合は表情を戻せば元に戻る。
・真皮シワ
表情を作らなくてもはっきり溝状態で見えるシワ。一度刻まれると簡単には取れない。
■30歳前後のMICO世代のシワは、ほとんどが乾燥ジワ
入浴後に鏡を見て、消えているのが乾燥ジワです。シワがあると悩んでいる人も乾燥ジワなら、日々のケアで簡単に薄くすることが可能です。
- しっかり保湿しているのにそれでも乾燥ジワが気になる方は、実は適正な量を使えていない可能性が大。一度夜のスキンケアの時に、最後に乳液またはクリームを「え?こんなに!?」というくらいたっぷり塗ってそのまま眠ってみましょう。最初はベタついていると思いますが、朝起きて肌がサラっとしていたら、それだけの量が必要だということ。顔の部位によっても乾燥度合が違うので、肌の状態をチェックしながら量を調節して対策を行う事が乾燥ジワ改善の近道です。
■20代のほうれい線の原因
最近20代でもほうれい線が気になる……という人が増えていますが、まだ若いので真皮ジワではなく乾燥ジワや表情ジワが原因と考えられます。これはきちんとケアすればリカバリーできるシワ。しっかりと保湿し、シワ用の美容液でスキンケアを行いましょう。
もしスキンケアをしているのに消えないという人は、 生まれつきの骨格に原因があるのかも。ほうれい線の現れ方には骨格や筋肉の付き方などが大きく関係しています。肌の衰えとは無縁な年頃からほうれい線で悩まれる方は多く、赤ちゃんでもほうれい線がある子がいるのがいい例です。このタイプのほうれい線はスキンケアだけでは解消が難しいため、美容外科でのプチ整形的アプローチを加えた対策がオススメです。
アンチエイジングガイド 藤井 優美
美容業界歴20年。美容専門編集プロダクション「dis-moi」主宰。美容専門誌、女性誌の美容記事の企画・制作・執筆をはじめ、コメンテーターやアドバイザー、セミナー講師として活動。元エステティシャンという経歴を生かし、コスメ開発やエステアドバイスも行う。
このページは2012年4月3日時点の情報です