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老けない女になる!アーリーアンチエイジングの答え(8ページ目)

実は体中の老化は0歳から確実に進んでいます。シワやたるみを自覚するようになってからでは、リカバリーは難しいもの。年齢を重ねて慌てないためにも、今すぐ早めのエイジングケアを心がけて!

執筆者:All About 編集部

「紫外線・乾燥・血行不良・ホルモン不足・糖化」
この5つが肌を老けさせる

毛穴の開き、シミ、しわ、たるみ、くすみなど……肌老化は次の5大原因が考られます。これら5つのメカニズムと対策法を実践して、肌老化を進めないライフスタイルのコツをつかんでくださいね。

肌老化原因1:紫外線
紫外線UVAは肌の奥の真皮にあるコラーゲン繊維まで到達し、肌のハリと弾力性を傷つけます。また、UVBは、肌表面の表皮を黒くしてシミやくすみを作ります。紫外線による老化を予防する方法は、とにかく紫外線をブロックすること。ビタミンCやポリフェノール、Lシステインのサプリメントを摂って肌の抗酸化力をアップする事もオススメです。

肌老化原因2:乾燥
30代の肌水分量は10代に比べ30%減り、さらに年齢を重ねるごとに減少していきます。肌が乾燥するのは、肌表面の角質の細胞間を埋めている「細胞間脂質」が減少し、細胞の隙間から肌の水分が蒸発しやすくなってしまうのが一因。 セラミドで角質間脂質、アミノ酸で天然保湿因子を補うスキンケアを行いましょう。

肌老化原因3:血行不良
血行が悪いと肌に酸素や栄養が運ばれにくくなります。すると、肌の新陳代謝が遅れて、健康な新しい細胞を作り出す力が落ち、肌の色もくすんでしまいます。対策としては、肌を冷やさないように、ストレッチや運動、マッサージ、入浴などで血行を促進しましょう。

肌老化原因4:ホルモン不足
女性特有のホルモン「エストロゲン」は、肌の新陳代謝を促進してシミやシワなどを防いでくれる作用がありますが、年齢だけでなく、不健康な生活を続けていると分泌量が減りやすくなってしまいます。成長ホルモンも肌の新陳代謝には欠かせないホルモンです。運動や睡眠で体の循環を整えて、2つのホルモンの分泌が乱れないようにしましょう。

肌老化原因5:糖化
真皮にあるハリと弾力を保つコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質に糖が結合して、褐色の老化物質が蓄積。そうすると肌の弾力と透明感が失われて、のたるみや黄ばみ、くすみなどの肌老化を起こします。甘いものや炭水化物の摂り過ぎに注意して、食物繊維やビタミン、ミネラルなど体の酸化や老廃物の蓄積を防いでくれる食品を積極的に摂りましょう。

アンチエイジングガイド 宇山 恵子

東京医科歯科大学非常勤講師。大学卒業後、新聞社、広告会社で医療・美容・ダイエットなどの取材を担当。英語とフランス語を生かし、海外アンチエイジング情報の翻訳、取材も行う。現在は医療・美容ジャーナリスト、ヨガインストラクター、書道講師、メノポーズカウンセラーの視点からもアンチエイジング情報を発信中。

このページは2012年4月3日時点の情報です
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