バストの下垂は20代から始まり、
一度垂れると元に戻すのは難しい
■バストが型崩れを起こす原因
バストは20代から下垂が始まっており、一度崩れたバストを元に戻すのは至難の業。まだ早いなんてあなどらず、早めにケアを始めて美バストをキープしましょう。バストが形崩れを起こす原因としては、加齢以外にも急激なダイエット、間違った下着選び、妊娠・出産・授乳、運動などによる激しい揺れなどが挙げられます。
■バストは内側からも外側からも老化が進む
バストの脂肪や乳腺を支えているのが、「クーパー靭帯」という、乳房の皮膚と脂肪組織をつなぐ「ゴム」のような組織。このクーパー靭帯が切れてしまうと、バストの脂肪組織などを支える力が衰えて、バストが下垂してしまいます。さらに加齢が進むとバストの表面を覆う皮膚も老化して、たるみが目立ち始めます。
1胸の上の部分のボリュームが落ち始める
下垂の初期段階。20代でも20%の人がこの段階に入っています。
2それに伴って、乳首の位置も下垂
バスト下部がたわみ、乳首が下を向きます。肉質もさらに柔らかくなり、30代では40%近くがこの段階です。
- 3下垂した胸が外側に流れて、乳首が外向きに
バストはほとんどが脂肪になり、ハリを失って下がると共に外に流れます。30代でも4%の人がこの段階に進んでしまうこともあります。
アンチエイジングガイド 宇山 恵子
東京医科歯科大学非常勤講師。大学卒業後、新聞社、広告会社で医療・美容・ダイエットなどの取材を担当。英語とフランス語を生かし、海外アンチエイジング情報の翻訳、取材も行う。現在は医療・美容ジャーナリスト、ヨガインストラクター、書道講師、メノポーズカウンセラーの視点からもアンチエイジング情報を発信中。