今話題の美魔女たちも実践している、口元の審美歯科治療をご紹介します。
歯を削らず行うホワイトニング治療
もっとも手軽で、広く知られている審美歯科治療はホワイトニング治療ではないでしょうか。歯表面を構成しているエナメル質に働きかけ、着色物質を分解したり、色を白く明るくすることで、歯を白く明るくする治療法です。ホワイトニング治療はクリニックで行うオフィスホワイトニングとホームホワイトニングに分けられ、もっとも効果的に歯を白く明るくするには、これら2つのホワイトニング治療を組み合わせて、繰り返し行うことが大切です。また、オフィスホワイトニングもホームホワイトニングも、常により効果が高く、より安全性の確立された施術方法が開発されていますので、最新のものを選ぶこともポイントです。オフィスホワイトニングの場合は、光もレーザーも当てず、特殊なジェルのみで施術を行う「Only 3 Days」がもっとも新しいものになります。歯表面に熱を与えないため、しみるような痛みがほとんどなく、患者さまへの負担が少ない施術方法です。加えて今までのものよりホワイトニング効果も高く、より短期間の集中した治療で、白く明るい歯にすることが可能です。
ホームホワイトニングでもっとも最新のものは、第三世代と呼ばれるものです。オフィスホワイトニング用よりも効果の弱いジェルを使用し、長い時間ケアすることで、オフィスホワイトニングで得た白さをしっかりと定着させる働きがあります。オフィスホワイトニング完了後には、どうしても「色戻り」と呼ばれる、元の色に戻ろうとする歯の働きが起こりますので、これを抑制し、次のオフィスホワイトニングまでの間に白さをしっかりと定着させてくれるのがホームホワイトニングの役割です。
歯のサイズやすき間を整えられるラミネートベニア治療
比較的新しい審美歯科治療として人気を集めているのが、ラミネートベニア治療。例えば前歯の間にすき間がある、前歯のサイズを整えたい、短期間で歯並びを治して白い歯にしたい などとご希望される場合に、歯の表面のみをごく薄く削り、セラミック製のシェルをセットする治療法です。削る表面の厚さはわずか0.7mm。患者さまへの負担が少なく、ご希望の形や色に整えることが出来ます。またテトラサイクリン歯の治療にも最適で、ホワイトニングでは白く出来ない歯の色も、白く明るい色にセットすることが出来ます。大きな歯並びの乱れは治すことが難しいケースが多いですが、より手軽で、ご希望のお色と明るさにすることが出来るということで、とても人気のある治療法です。
次のページでは、残り2つの代表的な審美歯科治療をご紹介します。