簿記検定/日商簿記検定試験の対策

もっと知りたい!日商簿記検定3級 傾向と対策 第3問

試験に臨む上では、その試験がどんなものなのかを知っておくことは非常に重要なことです。今回は第3問です。第3問は比較的ボリュームもあり、配点もある高い問題です。しかり試験の傾向を知り、その対策を行うことで合格の可能性を高めていきましょう!

高野 博幸

高野 博幸

簿記検定 ガイド

大手資格予備校で会計系資格の講師を務める公認会計士・税理士。大学在学中に、簿記検定1級・2級、税理士試験簿記論・財務諸表論、公認会計士試験に合格し、税理士法人、資格スクール講師の経験を経て、現在、医療系に特化した会計事務所を開設。

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第3問の出題傾向

日々の取引の仕訳とその転記が正確に行われているかをチェックするための試算表の作成を行うのが第3問です。
合計残高試算表の作成がよく問われています。年の中途における試算表に一定の取引を加え期末時点での試算表を作成する形式となります。


第131回~135回の出題実績

説明画像

出題傾向を知ろう!

合計残高試算表の作成が続いておりますが、残高試算表や合計試算表の出題実績もあります。

「合計残高」試算表とその他の試算表の区別については、間違えることはないかと思いますが、「合計残高」試算表が出題された場合においては、「合計」欄と「残高」欄の使い間違いに注意しましょう。

また、同様に「合計」試算表または「残高」試算表のいずれかが出題された場合にはもう一方の試算表を作ってしまわぬよう注意しましょう。

本試験会場では、多かれ少なかれ緊張をしているわけですから、普段しないような初歩的なミスが起こる可能性があります。逆の試算表を作ってしまったなどのミスについては悔やんでも悔やみ切れないですから、当たり前だと思っていてもそのような部分に細心の注意を払って下さい。

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