簿記検定/日商簿記検定試験の対策

問題を解いてみよう!日商簿記検定3級(第4問)

理解が出来ても実際の問題が解けるとは限りません。今回は第4問対策として頻出論点である「伝票会計」のアウトプット練習をしてみましょう。

高野 博幸

高野 博幸

簿記検定 ガイド

大手資格予備校で会計系資格の講師を務める公認会計士・税理士。大学在学中に、簿記検定1級・2級、税理士試験簿記論・財務諸表論、公認会計士試験に合格し、税理士法人、資格スクール講師の経験を経て、現在、医療系に特化した会計事務所を開設。

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問題練習

今回は、第4問対策として頻出論点である「伝票会計」について練習してみましょう。
過去の問題においても、5伝票制に基づく伝票を3伝票制に起票させるような問題が問われたこともありますので、資料の読み間違いに注意が必要です。

実践問題の前に、「3伝票制」と「5伝票制」の2つの伝票の違いを整理しておきましょう。

現金の入金を記録するのが、「入金伝票」です。逆に出金は「出金伝票」で記録します。

そして、現金以外の取引を記録する伝票が振替伝票であり、この3つの伝票を用いて記録するのが、「3伝票制」です。

「5伝票制」の場合には、さらにここに仕入をすべて買掛金で処理する「仕入伝票」と売上をすべて売掛金で処理する「売上伝票」が加わります。

問題

以下の伝票は5伝票制に基づいて起票されたものであるが、この取引を3伝票制で起票する場合に、(1)取引を現金仕入れと掛け仕入に分解して処理する方法及び(2)いったん全額を掛けによる取引として処理する方法があるが、それぞれの取引について各伝票の空欄を埋めなさい。

伝票

伝票


答案用紙

 

答案用紙

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