少額投資非課税制度(NISA)
今年2014年から少額投資非課税制度(NISA)が始まりました。いままで、まったく投資をしてこなかった方が投資を始める大きなチャンスです。NISAは年間、100万円までの投資については非課税になる制度で、対象商品としては、株式、上場投信(ETF)、不動産投信(REIT)、株式型投資信託です。数回に分けて、NISAでオススメのの投資信託をご紹介しています。今回は成長企業の小型株式に投資する「スパークス・ジャパン・スモール・キャップ・ファンド(ライジング・サン)」です。
スパークス・ジャパン・スモール・キャップ・ファンド(ライジング・サン)
「スパークス・ジャパン・スモール・キャップ・ファンド(ライジング・サン)」は、独立系運用会社のスパークス・アセット・マネジメントが運用しています。最大の特徴は、小型株式中心に投資するファンドだということです。小型株式は日本の全上場銘柄数の約9割に相当し、規模は小さくとも、多数の投資機会があるといえます。
銘柄選定基準として、中長期的に高い利益成長が期待される企業、収益力に対して株価が割安に放置され、かつ経営体質の改善等変化の兆しが認められると判断した企業、また、これらの企業の成長、変化を支える優秀な経営陣、技術等を有している企業に着目して投資を行うようです。
運用成果を比較する対象であるベンチマークは、JASDAQ指数です。
また、高パフォーマンスも特徴です。当初設定日前営業日2000年10月18日から、2013年12月30日までの設定来の騰落率がなんと、177.30%です同期間のジャスダック指数の53.26%を大きく上回っています。
※決算期に収益分配があった場合のファンドのパフォーマンスは、分配金(税金控除前)を再投資することにより算出される収益率です。従って実際の投資家利回りとは異なります。
少額で手軽に始めることが可能です。SBI証券では、1万円以上1円単位で買うことが可能です。また積み立てであれば、毎月500円から始められます。
コストは、SBI証券でネット経由では、買付・解約手数料は無料です。解約時には、信託財産留保額が0.3%かかります。残高に応じてずっとかかる信託報酬 (税込)/年が、1.785%かかります。これと別に基準価額がハードル価格を超えると実績報酬が発生します。詳細は、「投資信託説明書(目論見書)」をご覧ください。
☆組入れ比率上位10銘柄(2013年12月30日時点)
銘柄 市場 業種 比率
日鉄住金テックスエンジ 東1 建設業 4.35
石原産業 東1 化学 4.31
日本ピストンリング 東1 機械 4.23
片倉工業 東1 繊維製品 4.12
宮地エンジニアリンググループ 東1 金属製品 4.01
エス・エム・エス 東1 サービス業 4.01
富士石油 東1 石油・石炭製品 3.91
アコーディア・ゴルフ 東1 サービス業 3.86
長谷工コーポレーション 東1 建設業 3.74
日特エンジニアリング JQ 機械 3.70
※現在は、組入れ銘柄が変化している可能性があります。
■こんな方にオススメ!
・株式中心のファンドなので、リスクは取ってもいいので大きなリターンが期待できる投資がしたい方。
・日本の小型株に強気の見通しをお持ちの方
・買うタイミングが判らない方は、毎月積み立てで決まった金額を購入するのもよいでしょう。
*パフォーマンスなどの実績は過去のものであり、将来の運用成果を保証するものではありません。
*本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
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