落語CDを聴きながら歩く
落語を聴いて、その舞台となっている町を散歩をするというのは、実に楽しいものだ。古典落語が作られた時代はほとんどの人が徒歩移動だった。建物などは変わってしまっているが、道はそのままと言うことも多く、当時の道順などその舞台をそのまま歩くことができるのも楽しみの一つだといえよう。「ぶらり落語散歩」というCDが出ている。浅草編、上野編、日本橋編の3タイトルが出ている。CDで落語を聴き、地図が付録についているのもユニークだ。今回は、ここに収録されている「百川」という落語の舞台を歩いてみようと思う。ネタバレなどもあるので、この先はそれを踏まえて読んでいただきたい。