クラゲがブレて写らないように撮るのがポイント
クラゲの動きにブレがないように撮りたい。
クラゲを展示してある環境は暗い場所に水槽にライティングを当てて、クラゲが浮かび上がるような照明演出をしているところをよく見かけます。このような場所での撮影で気をつけたいのがシャッタースピードが遅くなることでのブレ。
オート露出で暗い場所で撮影を行うと、画像を記録させる時間が明るい場所での撮影より時間がかかるためシャッタースピードが長くなります。そのため動きのあるクラゲを撮影しているとブレて写ってしまうことがあるのです。またシャッタースピード長くなることでの手ブレにも注意が必要。
これを解消するには、ISO感度設定を高感度に設定するという方法があります。ISO感度とは、撮影するときにどれくらい光に反応するかというスケールのこと。高感度になるほど、わずかな光しかない場所でも短いシャッタースピードで撮影が可能。その反面画質が粗くなるという性質もあります。
動くクラゲを撮っていて、クラゲがブレて写ってしまうと言う場合は、このISO設定値を高感度に設定しなおします。どのくらいまでの値まで上げるからは、光の状態によりますが、わからない場合はカメラの持つ最も高い値まで設定してください。撮影してみて、ブレなく写ってはいても画質が粗く見えるようであれば、少し設定値を下げるなどして調整していくのがいいでしょう。
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