写真撮影/風景・夜景を撮る

水族館のクラゲをイキイキと撮る方法(3ページ目)

ふわふわ海中をさまようクラゲ。その自由そうに見える存在感からクラゲを愛でるひとも多いとか。水族館でも鑑賞できるクラゲを撮影するときのポイントを簡単にまとめました。ふわふわとしたクラゲに癒され撮影してみてはいかが?

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド


クラゲの動きのタイミングも大事

クラゲ撮影

クラゲの動きのタイミングや背景も上手く利用して撮影したい。


もうひとつクラゲを撮るときの大事なポイントは、クラゲの動きに合わせたタイミング。

クラゲは、かなり動きます。大きく体を揺らせたり、足にあるヒダの部分も細かく動いたりしているのが見てわかります。クラゲ全体が小さく丸まっているときにシャッターを押してしまうと、きれいな姿で撮れません。一番大きくきれいに見えるタイミングでシャッターを押すのがポイントです。

しばらくクラゲを観察しているとどのタイミングで撮ればいいのかがわかってきます。まずは観察をしてみることも大事です。

クラゲとレンズの距離が近くてピントが合わない場合は、マクロ設定(近撮)になっているか確認してみましょう。また、レンズの機種ごとに最短撮影距離は異なるので、性能以上に近すぎるとピントは合いません。

また、背景の色も活かしてクラゲが浮き上がるようにも撮りたいところ。

水族館などではクラゲが見えやすいように、背景を暗くして展示しているところがあります。このような環境であれば、暗い場所が背景になるようにフレームを持っていき撮影します。暗い背景に浮かび上がるクラゲは見ていてもとてもきれいです。


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