洗える冬物の見分け方
ニットなど冬の衣類を洗えるかどうかは、繊維や装飾などによって決まります。わかりやすい見分け方は、衣服それぞれに付いている『洗濯表示』を確認すること。不慣れな人もベテランも、表示に従うことが、お洗濯の大原則です。洗えるものはこんなもの。
いろいろな洗濯表示。上から3つめまでなら「洗濯OK」。4つめが「洗濯できない」意味です。「OK」も上から2つの「洗濯機OK」と3つ目の「手洗いならOK」があるのでご注意!
冬物の中でも、ウールやアンゴラなどのナチュラル素材の長所は、保温力が高かったり、ツヤのある光沢が綺麗だったりという長所も。きちんとお手入れすれば化学繊維よりも長持ちさせることもでき、結果的にリーズナブルともいえます。
一方の弱点は、低温や高温、アルカリや酸が強いもの、また摩擦にも弱いことが挙げられます。例えば、冷たい水道水や熱いお湯や洗濯乾燥機の高熱、高温のアイロン、また、普段使っている洗剤や塩素系漂白剤が、これにあたります。自然の毛、つまり、人の髪の毛やお肌を思い浮かべれば、何となくイメージできますよね?
洗えないものってどんなもの?
洗えそうで洗えないもの、洗えないようでいて洗えるもの、ガイドの失敗談やお勧めしないものについては後でお話しますね。それでは次ページで『洗い方』をご紹介します。