洗濯

冬物を自分で洗う【基本とラク家事】

冬本番。セーターやマフラーなど冬物衣類も大活躍です。それと同時に、綺麗に着ている人と薄汚れた雰囲気の人の差が広がってくる季節でもあります。お金をかけずに自分で洗えるものは洗いましょう!シーズン最後まで気持ちよく過ごせるよう、自分でできるお手入れ術をご紹介します。

毎田 祥子

毎田 祥子

家事 ガイド

家事アドバイザー、ライター。企業広報や生協で生活用品や全国の食品生産者へ取材を重ね、独立。ハウスクリーニングやハーブ、アロマ等の資格も生かしたmix家事を提案。著書『ラクしてちゃんとした暮らしができる“朝だけ家事”』、監修『おばあちゃんの歳時記暮らしの知恵』等。新聞雑誌等マスコミ出演多数。

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洗える冬物の見分け方

ニットなど冬の衣類を洗えるかどうかは、繊維や装飾などによって決まります。わかりやすい見分け方は、衣服それぞれに付いている『洗濯表示』を確認すること。不慣れな人もベテランも、表示に従うことが、お洗濯の大原則です。


洗えるものはこんなもの。

洗濯表示

いろいろな洗濯表示。上から3つめまでなら「洗濯OK」。4つめが「洗濯できない」意味です。「OK」も上から2つの「洗濯機OK」と3つ目の「手洗いならOK」があるのでご注意!

洗える衣類か洗えない衣類かは洗濯表示でみるとわかりやすいです。右の表の上から4つめ、洗い桶に×がついているのが「水洗い不可」マーク。水に弱い素材などについています。

冬物の中でも、ウールやアンゴラなどのナチュラル素材の長所は、保温力が高かったり、ツヤのある光沢が綺麗だったりという長所も。きちんとお手入れすれば化学繊維よりも長持ちさせることもでき、結果的にリーズナブルともいえます。

一方の弱点は、低温や高温、アルカリや酸が強いもの、また摩擦にも弱いことが挙げられます。例えば、冷たい水道水や熱いお湯や洗濯乾燥機の高熱、高温のアイロン、また、普段使っている洗剤や塩素系漂白剤が、これにあたります。自然の毛、つまり、人の髪の毛やお肌を思い浮かべれば、何となくイメージできますよね?


洗えないものってどんなもの?

洗えそうで洗えないもの、洗えないようでいて洗えるもの、ガイドの失敗談やお勧めしないものについては後でお話しますね。

それでは次ページで『洗い方』をご紹介します。
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