第7位 ブータン
最後の秘境・幸せの国ブータンをはじめチベット文化圏が人気に (C)ブータン政府観光局
アクセスはけっして至便とはいえず、インド・デリーかタイ・バンコク、シンガポール経由で入るのが一般的。ツアーも比較的高額なものが多いのは、ブータン政府が旅行会社に対して地上費に公定料金を定めているため。人気はうなぎ登り、今年が行きどきです。ブータン政府観光局のホームページも参考に。
第6位 台湾
安定した人気を誇る台湾が、今年も注目されそうです。日本からはLCC(ジェットスター・ジャパン、ピーチ、スクート、さらにはバニラ・エア)が、台北(桃園)へすでに就航。さらに今年は、チャイナエアラインが90%出資する台湾初のLCCが、2014年末にも台湾で就航予定。大陸などと結ばれます。また昨年、台湾で初めて、パンダの赤ちゃんが誕生。空前のパンダ旋風が巻き起こっています。年初から台北市立動物園で一般公開されていますが、あまりの人気ぶりに入場制限も。観光のおすすめは九ふん(にんべんに分)。台北から日帰りで楽しめる、ノスタルジーな観光スポットです。旅の計画には、台湾観光協会のホームページも参照しましょう。第5位 ブラジル
FIFAワールドカップ2014がブラジルで、来る6月14日開幕されます。サムライブルー日本代表が第一戦で対するのは、コートジボワール。チケット別売りが発表されたことで、応援・観戦ツアーの商品準備に、旅行会社も大わらわの様相です。また、遠く南米の地での開催だけに、弾丸ツアーも含めて、かなり高額になることが予想されます。とはいえブラジルは、2016年リオ・デ・ジャネイロ夏季五輪も予定され、今もっともホットなディスティネーション。サンパウロから、世界三大瀑布のひとつイグアスの滝へのコースも人気です。南米の観光情報は、メルコスール観光局のサイトでもチェックできます。
第4位 ドイツ
音楽ファンに人気のヨーロッパ。なかでもドイツでは今年、C.P.E.バッハ(カール・フィリップ・エマヌエル・バッハは、著名なヨハン・セバスチャン・バッハの次男)生誕300周年の記念の年。彼が学生時代を過ごしたライプツィヒで恒例のバッハ音楽祭(2014年6月13~22日)では、C.P.E.バッハが重点テーマになるほか、彼の足跡をたどるツアーが各種、企画される予定です。バッハゆかりの地・ワイマールやベルリンなど、これまでまだ訪れたことのない都市を、歩いてみるのも一興でしょう。また、ミュンヘンで行われる秋のビール祭り・オクトーバーフェストもおすすめ。コンサートや祭りをテーマにした旅は、早めの予約を心がけましょう。ドイツ観光局のサイトもチェックを。