本文大阪市の天王寺区と浪速区の区境、天王寺動物園の北側に通称「バイク通」とよばれる場所があります。オートバイの販売店が通沿いに密集することからそのように言われているこの下寺町界隈ですが、バイク屋以外にも見所がある街です。

バイクとお寺のミスマッチが素敵 

 
個人経営の町工場のような店が多く、舗道にまでバイクがびっしり。

個人経営の町工場のような店が多く、舗道にまでバイクがびっしり。

 

今回はバイク通の紹介だが、そもそも松屋町筋はおもちゃと人形で有名。

今回はバイク通の紹介だが、そもそも松屋町筋はおもちゃと人形で有名。

大阪市営地下鉄も通る堺筋と谷町筋の間にある松屋町筋。バイク通はその松屋町筋南端のおよそ500m足らずのエリアを指して言います。住所は通の西側が大阪市天王寺区下寺町(したでらまち)2丁目、東側が浪速区下寺(しもでら)3丁目。同じ漢字でも区が変わると読み方が事なるという珍しい例です。


漢字の読み方といえば松屋町筋についてもひとこと。「松屋町」は「まつやまち」というのが正しい読み方ですが地元でそのような読み方をすると首を傾げられてしまうかも。ほとんどの人は「まっちゃまち」と呼び、商店街の正式名称も「大阪まっちゃまち筋商店街」です。

バイク通界隈はその名の通り、多くのオートバイ販売店・修理店が並んでいるのですが、少し北側に行きバイク屋の並びが途切れると街並みはがらりと変わりお寺お寺お寺……。千日前通と松屋町筋とが交差する「下寺町」交差点あたりまでの約1km、天王寺区側の松屋町筋東側には延々と20以上のお寺が並びます。

ちなみに、「下寺町」交差点を越えて北上していくとそこは人形とおもちゃで有名な「大阪まっちゃまち筋商店街」。雛人形や五月人形、花火にクリスマス用品と、季節ごとの品が通りを飾りますこんな場所に住んだなら、休日の散歩も全く飽きがこないことでしょう。さて、次のページからは写真を中心に街並みを見てまいります。