学ぶ楽しさを教え、好奇心を刺激する― 勉強したくなる子を育てよう!
臨海セミナーでの実験教室の様子
実験専門の塾だけでなく、今や大手学習塾のイベントとして行われることも多くなっている理科教室。小学生や中学生だけでなく、幼児向けのコースも続々と開設されてきています。
「理科離れ」ということばがもはや珍しくなくなってしまった今、なぜ、あえて理科教室なのでしょうか。
様々な理由があるでしょうが、その理由の一つとして、小学校の理科が「身近な体験を体系的にまとめていく」という特質を持つことが挙げられます。子どもたちが日常生活でいろいろな体験をし、不思議に思ったり好奇心を刺激されたりしたことが、理科の授業で知識として整理され、新たな疑問へとつながっていくものなのです。
けれど、バーチャルな世界で遊ぶことの増えている現代の子どもたちには、その「体験」が大幅に不足しています。そのため、体を使った理科の実験の機会を設け、驚きや感動を与えることにより、学習に対する興味を持たせたり、思考力や問題解決能力をつけたりしようという動きが盛んになってきたのです。また、中学受験でも、苦手な子どもの多い理科が得意だと、周りと差をつけやすいとも言われています。
臨海セミナーの理科実験教室「光のオブジェを作ろう」
ちゃんと考えなさいと言い聞かせるのではなく、自分から考えるきっかけを与えてあげるのが臨海セミナー流
こちらは塾生でなくても参加できる体験教室。当日も塾生と外部生が半分ずつ、友達同士の参加も多く、和気藹々とした雰囲気でした。
実験のテーマは「光」。光ファイバーなど、実際に身のまわりに活かされている光の技術についてです。
先生から光の性質について説明をされた後、いよいよ実験に入ります。今回は工作がメインで、紙粘土でオブジェを作り、そこに短くカットした光ファイバーを挿し、下からLEDライトで照らすというもの。
「紙粘土ってストレス解消になる~」なんて声も!
臨海セミナーでは、自ら考え、勉強に取り組む習慣をつけるために、小学生の頃から学ぶ楽しさを教え、多くのことに興味を持ってもらうことが大切だと考えているそうです。
特に理科については、中学校の理科は小学校で学んだことを抽象化し専門性を高めたものだと捉え、小学生で学んだことがきちんと中学生になってもつながっていくよう、体を使い理解を深めることを重視しているとのこと。
実験教室は、身近な現象の正体を知ることにより、他の現象にも興味を持ったり、理科の学習は暗記だけではないということを体感したりしてほしい、そしてそれを中学理科の学習に活かしていってほしいという狙いから行われているのです。
理科実験・サイエンス教室で学ぶ、自分の疑問を見つけること、実験したり調べたりまとめたりすることというのは、自由研究と同じですね。ともに、一生役立つ大切な力となります。
理科教室の体験イベントには無料で参加できるものも多く、学校と異なり少人数制をとっている塾もあります。好奇心の芽を育てるために、実験の流れを知るために、一度参加してみてはいかがでしょうか。
臨海セミナーの理科実験教室に参加してみよう!
臨海セミナーでは各学期に1度、小中学部普通科全校で、理科の実験教室を開催しています。小学生対象で、塾生でなくても参加可能、もちろん無料です。各回1時間程度なので、気軽に参加してみてください。■問い合わせ先
お問い合わせは、最寄の教室にお願いいたします。
お近くの教室は、こちらから探せます。
■おすすめ情報
受験しない小学生向けに、無料の公開テストも実施しています。
また、これ以外にも各校独自のイベントがあります。
臨海セミナーHPをご覧ください。