『緊急取調室』
テレビ朝日系木曜21:00~脚本:井上由美子
演出:常寛丈太、本橋圭太
プロデューサー:三輪祐見子、浦井孝行
ゼネラルプロデューサー:黒田徹也
主題歌:JUJU「Door」
出演:天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、篠井英介、草刈正雄、でんでん、大杉漣、小日向文世
「警視庁捜査一課SIT所属、優れた交渉術を誇る真壁有希子(天海)だが、バスジャック事件で説得に失敗。責任を負わされてそりの合わない管理官・梶山(田中)が統括する緊急事案対応取調班"キントリ"に異動。可視化設備の整った特別取調室で一筋縄ではいかない犯人と言葉の心理戦を行いながら事件の裏に隠された真実を追求していく。」
天海祐希テレビ朝日ドラマ初主演。これまでNHK、日本テレビ、TBS、フジと主演を経験。『BOSS』以降はフジ主演ばかりでしたが、ここにきての初主演はテレビ朝日ドラマの勢いを感じます。
ポイントは井上由美子脚本。『白い巨塔』など原作つきの場合はカチッとまとまったいい作品を書くのですが、オリジナルはどうか。この枠だと『陽はまた昇る』『おトメさん』など最初はおもしろそうなのですが、進んでいくとビミョーな展開になりがち。今回はどうなるでしょうか。
『Dr.DMAT』
TBS系木曜21:00~原作:高野洋・菊池昭夫
脚本:穴吹一朗、吉澤智子
演出:倉貫健二郎、松田礼人、堀英樹
プロデューサー:加藤章一
企画:石丸彰彦
主題歌:関ジャニ∞「ひびき」
出演:大倉忠義、加藤あい、瀧本美織、麻生祐未、市川実日子、佐藤二朗、ほっしゃん。、松尾諭、滝沢沙織、高木雄也、左とん平、石黒賢、國村隼
「舞台となるDMATはDisaster Medical Assistance Team、災害派遣医療チームの略で、大災害、大事故の現場に急行し被災者の"命を繋ぐ"ことが使命。有栖川総合病院の医師・八雲響(大倉)は、妹の春子(瀧本)が関係する医療ミスを機に、ERを避け内科に勤務していた。しかし院長の伊勢崎勝一(國村)からDMATの隊員になるよう命じられる。」
東京都の東京DMAT、東京消防庁の全面協力。横浜市消防局が協力した『RESCUE~特別高度救助隊』を思い出します。スタッフもだいたい似ているし、ジャニーズ俳優中心なのも共通していて、だいたい同じ線でしょう。若手俳優主体だと本格感を感じにくいのが弱点。弱点を超える迫真のドラマができるでしょうか。
『医龍-TEAM MEDICAL DRAGON- 4』
フジ系木曜22:00~原作:乃木坂太郎
原案:永井明
脚本:浜田秀哉、ひかわかよ
演出:田中亮、水田成英、森脇智延
プロデュース:長部聡介、大木綾子
出演:坂口憲二、稲森いずみ、小池徹平、阿部サダヲ、キムラ緑子、柄本佑、池田鉄洋、高橋克典、平幹二朗、佐々木蔵之介、夏木マリ、岸部一徳
「木原毅彦(池田)が外科部長を勤める設備の整ったL&P病院に対して、同じ地区にある桜井総合病院は設備が古く患者の流出が続く。ある日、L&P病院で断られた救急患者が桜井総合病院に運び込まれる。手遅れでなすすべがないと思われたその時、オペ室に紛争地帯から帰ってきた朝田龍太郎(坂口)が入ってきた。院長の桜井修三(平)は朝田の唯一の恩師だった。チームドラゴンのメンバーが再集結する一方、L&P病院の経営コンサルタント・岡村征(高橋)は策謀をめぐらしていた。」
パート3のテーマは外国からの患者を呼びこむメディカルツーリズムでしたが、今回は逆に日本の医療技術を輸出するのが軸。
半年前に『救命病棟24時』があり、今回は同時にフジ系では『チーム・バチスタ』もあり、テレビ朝日系では昨年『Doctors』と『ドクターX』がありとヒットしているとはいえ、ちょっと病院ものをやり過ぎのような気も。キャスト的にも岸部一徳は前クールで『ドクターX』に出てたし、佐々木蔵之介は半年前の『救命病棟24時5』、高橋克典も『チーム・バチスタ』の前シリーズに出演していてかぶり過ぎ。それでも人気シリーズだけに安定しているとはおもいますが。
次は「1月11日(土)スタート」