いざ、天空の城へ挑む!
それでは、竹田城跡への登城に挑みましょう。スタートは、姫路と和田山を結んでいるJR播但線の竹田駅。趣のある駅舎が印象に残りますね。駅前広場から見ると、駅舎の背後に山がありますが、竹田城跡はこの山の上にあります。
竹田駅には原則として(※)普通列車しか止まりません。訪れる際には姫路駅または和田山駅からの普通列車の時刻をあらかじめ確認しておきましょう。
※2013年春~秋には、特急「はまかぜ」の一部が竹田駅に臨時停車していました。こちらは「竹田城跡へのアプローチ」にて後述します。
竹田駅の標高はおよそ100m前後。竹田城跡は353.7mということで、250m前後の標高差があります。
大阪で言えばあべのハルカス(300m)より少し低い程度、東京で言えば東京タワーの特別展望台(250m)と地上との差。
この標高差を克服して、初めて竹田城跡にたどりつくことができます。
- 竹田駅裏から山を一気に歩いて登る駅裏登山道(大手門入口まで、急な登りで約40分。ただし2014年3月19日までは整備工事のため通行止め)
- 山を回り込む形で中腹駐車場までタクシー等(※)で移動した後20分程度歩くルート(標高差は約100m)
- 2.のルートで車道を歩く南登山道(中腹駐車場まで3km以上歩きます)
竹田駅から歩く場合は竹田駅構内の観光案内所にて、また中腹駐車場から歩く場合は駐車場を出た所で杖を借りることができますので、活用しましょう。
※2013年春~秋には、竹田駅から中腹駐車場までを結ぶ路線バス「天空バス」が臨時運行されました。こちらも「竹田城跡へのアプローチ」にて後述します。
乗用車の場合は、中腹駐車場(春から秋のみ)や途中にある山城の郷、竹田駅近くの竹田まちなか観光駐車場に車を止めてから、竹田城跡に登る形となります。
中腹駐車場、山城の郷共に収容台数はあまり多くなく、混雑時は長い待ち時間が発生しますので、時間に余裕を持って行動しましょう。
※2014年3月19日までは整備工事のため、大手門入口には行くことができず、手前から城内に入る形となります。
そして登り切った先には、素晴らしい絶景が広がっていました。次ページに続きます。