デジカメには一年を通して湿度管理が必要
交換レンズの金属マウント部分に発生した青カビ。多湿の場所に保管し続けるとこのようなカビが発生することも。
カビの季節と聞くとどうしても梅雨の時期を思い出しますが、高温多湿な国内では一年を通してカビ対策は必要です。冬場は室内と外気温の差が大きくなり、窓に結露が発生することも多くなります。結露ができる付近の湿気が高くなり、そこからいろんなものにカビを発生させるという原因にもつながります。冬場は暖房を使うからと室内は乾燥しがちと思っていても場所によっては多湿になっているのです。
デジカメは特に湿度に関しては、しっかりしたケアが必要になります。カメラでカビが発生しやすい部分は、レンズ周り。一眼用の交換レンズの金属マウント部分に青いカビが発生したり、レンズ自体にカビが出ることもあります。
レンズ自体にカビが発生した場合は、一眼用の交換レンズであればオーバーホールに出すなど専門的な修復が必要。コンパクトデジカメなどのボディと一体型のズームレンズの場合は修復が困難なこともあります。
オーバーホールや修理費用が、場合によっては商品を買い替えたほうが安く上がるくらいの見積もりが出るなんてこともよくあります。決して安くはないレンズやデジカメを湿度が高いところに放置したことだけで台無しにはしたくありません。
そこで、簡易的に湿気からデジカメを守る方法、それも身近に手に入る百均商品でできる方法をご紹介していきます。
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