小江戸の七福神巡り
室町時代末期に京都で生まれた七福神信仰は、江戸時代に徳川家康の側近で川越喜多院の住職も勤めた天海僧正によって奨励され、その後全国的に流行しました。七福神の神様達は皆個性的で、それぞれ聞き入れてくださる願いのジャンルも異なります。今度のお正月は小江戸と呼ばれる川越の街で、七福神巡りをしてみてはいかがでしょうか?小江戸川越七福神の縁日は、元日~1月7日及び毎月1日。参拝時間は9~16時です。
七福神巡りをするなら、朱印(各お寺でいただく:各100円)を押してもらうための色紙(300円)、もしくは御分体(各お寺でいただく:各100円)を貼るための絵馬(900円)を準備しましょう。色紙・絵馬、御朱印・御分体は縁日の参拝時間内に各寺院で配布・対応してくれます。
もしくは小江戸川越七福神霊場会のホームページからあらかじめスタンプ用紙をダウンロード後印刷して持参し、各寺院に置いてある無料で押せるスタンプを集めると記念になりますよ。
それでは、七福神巡りスタート!
妙善寺 毘沙門天
川越駅東口から徒歩5分。七福神1番目のお寺は、さつまいもを胸に抱いたお地蔵様が名物の「妙善寺」。地味ながらいいお寺さんで、毎年10月13日に行われている「いも供養」も地元の人々に愛されています。毘沙門天さまは戦いの神様として有名ですね。何かに挑んでいる人は、こちらに参詣することで勇気を授かることが期待できます。
天然寺 寿老人
妙善寺から徒歩13分。国道16号沿いにある長寿の神様「天然寺」。「健康で長生きできますように」とお祈りしましょう。喜多院 大黒天
天然寺から徒歩約18分。県内屈指の名刹「喜多院」。こちらにいらっしゃる大黒天さまは五穀豊穣・富貴の神様です。喜多院は1月3日のだるま市も有名です。五百羅漢など、境内は見どころいっぱい。初めて喜多院に来るのであれば、少し時間を割いて見て廻ることをオススメします。
次のお寺は、すぐそこ。