横丁、坂、石畳を楽しみながら歩く神楽坂散歩(2ページ目)

中心を貫く神楽坂通りを往く

道路には「神楽坂通り」という看板があるけれど、実際は早稲田通りである。神楽坂下からどんどん歩けば、東西線の早稲田駅がある。逆に行けば、九段下駅ということになる。神楽坂の地域だけは、早稲田通りではなく、神楽坂通りと呼ぶ。

坂をのぼりはじめると左側に見えてくるのが毘沙門天だ。神楽坂が賑わうことになった理由のひとつが、ここの縁日からだと言われている。

神楽坂下から坂をのぼりきったところが、大久保通りと交差する「神楽坂上」だ。大久保通りを越えてさらに神楽坂通りを進むと東京メトロの神楽坂駅の入口などがある。そしてさらに行くと、右側に曲がる道の先に赤城神社が見えてくる。
驚いたのは、近代的にリニュアルされた姿。境内には大きなビルが建っている。かつて境内にあった木造のカフェも今はビルの中に入っていた。かつて、プロデューサーのNくんと歩いたときと比べると、様子はずいぶん変わっていて、驚いた。
以前は味のあるウッディなカフェだったけれど、今はおしゃれなレストランというかんじの「あかぎカフェ」を見ていると、お腹がすいてきた。きょうは少し早めにランチしたいな。