ローンやクレジットカードの審査に関心のある方にとって、ぜひとも抑えておきたい信用情報の仕組み。これまで「信用情報機関」のシステムなどを紹介することで、信用情報のメカニズムを説明してきました。今回は、この信用情報は、一体誰が中身を見られて、誰が扱えるのか?この点について詳しく紹介することで、理解を深めていただきたいと思います。

誰が信用情報を見られるの?

信用情報は重要な個人情報です。ご自分でしっかり確認しておきましょう。

信用情報は重要な個人情報です。ご自分でしっかり確認しておきましょう。

では、突然ですがクイズです。あなたの信用情報は、誰がその中身を見ることが出来るのでしょうか?以下に、選択肢を挙げてみました。

■問題
誰が信用情報の中身を見られるの?

■選択肢
1) 本人(仮にAさんとします)
2) Aさんが契約しているクレジットカードのカード会社
3) Aさんが住宅ローンを申請した銀行やローン会社
4) Aさんがカード取得の申込をしたカード会社
5) Aさんがキャッシングを申し込んだ金融機関
6) Aさんが本体代金を分割支払いしている携帯電話会社

実は、これら全部が、Aさんの信用情報の中身(一部の場合もありますが)を参照することができます。

どうして本人以外が信用情報を見られるの?

金融機関やクレジット会社は、ローンやクレジットカード、その他の金融サービスについてお客様と新たに契約をする際には、その人が無理なく返済していけるか、貸しても問題ないかを確認する必要があります。そのために審査があるわけですね。その審査において、お客様の個人信用情報を確認する必要が発生します。

また、現在は「総量規制」と呼ばれるルールがあり、個人への貸付は上限があります。この規制を守るため、金融業者は、申込者の既存の借入金額が上限を超えていないか、他の業者からすでにいくら借り入れているかを調べる義務があります。このためにも、信用情報のチェックは不可欠なのです。

では具体的に、どのようにして信用情報を参照しているのでしょうか。クレジット会社等は、事業を営む上で、信用情報機関への加盟が義務付けられています。そして加盟することにより、その信用情報機関のデータベースを参照することが出来るようになるのです。その代わり、自社の顧客に関する信用情報を、信用情報機関に随時報告する義務を負います。

日本には全部で3つの信用情報機関がありますが、総量規制のための借入総額や、事故情報(深刻な延滞)などの一部の情報は相互に共有されています。そのため、加盟していない信用情報機関の情報についても、限定的ではありますが、参照することが出来ます。