悲しいできごとは自分へのメッセージ
「悲しみ」のなかには、次へのヒントが。顔を上げて自分と向き合ってみましょう
その失恋で学ぶべきことは、「私のルーズさを赦してくれるルーズな男は、女性関係もルーズである」「もう少し、厳しい人とつき合った方がよい」ということだったのではないかと思います。両親が厳しかったため、私は自分に甘い人が好きでした。反省せず、同じように自分にも私にも甘い、ルーズな前夫と結婚したので、さらなる苦難の道が待っていました。
今の夫は、恋人関係のころから、一緒に仕事をすると、容赦なく厳しく私に接しました。若いころの私なら「私のこと、好きじゃないんじゃないの?」と思ったかもしれません。自分に甘い私には、きっと、厳しい部分がある人のほうが、バランスがいいのだと思います(笑)。
仕事で嫌なことがあったら、自分に聞いてみましょう。
「ここから何を学べばいいのだろう?」
例えば、「何度、転職しても、高圧的で自分をコントロールしようとする上司にめぐりあってしまう」という人は、「相手にNOと伝え、自分を攻撃する人から独立する」ということを、学ばなければならないのかもしれません。自分を虐げるようなダメ男とばかり、つきあってしまう人も同じです。「ダメ男を引き寄せてしまう女の7つの特徴」も、ご覧くださいね。
失恋したときも問いかけてみましょう。「心のすっぴん(弱さや短所)を、もっと彼に見せたほうがよい」という学びかもしれませんし、「彼を変えようとしてはいけない」「もっと慎重に相手を選ぶべき」などの学びかもしれません。きっと、あなたに必要な「学び」がそこにあるはずです。