藤嶋ひじりの恋愛コラム/藤嶋ひじりの恋愛情報

恋と人間関係に強くなる自分への質問【3】(3ページ目)

恋愛関係や人間関係に於いて、感情的に思ったままの言葉をぶつけ合うだけではうまくいきませんよね。客観的になるためには「自問自答」することがお勧め。そこで自分への質問を、お伝えしています。3回目は悲しいできごとが起こったときにする質問です。

執筆者:藤嶋 ひじり

  • Comment Page Icon

悲しいできごとは自分へのメッセージ

冬の空を仰ぐ女性

「悲しみ」のなかには、次へのヒントが。顔を上げて自分と向き合ってみましょう

4年つきあった彼氏に浮気されたときには、この質問をすっかり忘れていました。彼を恨み、見返すために、前夫からの強引な口説きに乗り、その流れで結婚しました。失敗するわけですよね。

その失恋で学ぶべきことは、「私のルーズさを赦してくれるルーズな男は、女性関係もルーズである」「もう少し、厳しい人とつき合った方がよい」ということだったのではないかと思います。両親が厳しかったため、私は自分に甘い人が好きでした。反省せず、同じように自分にも私にも甘い、ルーズな前夫と結婚したので、さらなる苦難の道が待っていました。

今の夫は、恋人関係のころから、一緒に仕事をすると、容赦なく厳しく私に接しました。若いころの私なら「私のこと、好きじゃないんじゃないの?」と思ったかもしれません。自分に甘い私には、きっと、厳しい部分がある人のほうが、バランスがいいのだと思います(笑)。

仕事で嫌なことがあったら、自分に聞いてみましょう。

「ここから何を学べばいいのだろう?」

例えば、「何度、転職しても、高圧的で自分をコントロールしようとする上司にめぐりあってしまう」という人は、「相手にNOと伝え、自分を攻撃する人から独立する」ということを、学ばなければならないのかもしれません。自分を虐げるようなダメ男とばかり、つきあってしまう人も同じです。「ダメ男を引き寄せてしまう女の7つの特徴」も、ご覧くださいね。

失恋したときも問いかけてみましょう。「心のすっぴん(弱さや短所)を、もっと彼に見せたほうがよい」という学びかもしれませんし、「彼を変えようとしてはいけない」「もっと慎重に相手を選ぶべき」などの学びかもしれません。きっと、あなたに必要な「学び」がそこにあるはずです。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます