人を惹きつける魅力って?
本当に人を惹きつける魅力は、“人間力”
マナーを身に付け、オシャレのセンスを磨き、相手に気を遣うことができ、さらに空気を読める。
もちろん、それらのことが身に付いていたら、“ある程度”ならモテるでしょう。
相手にとって、“都合が良い”ことだからです。
つまり、相手が「自分にとって都合が良いから」という理由で好かれるだけでは、本当の意味でモテているとは言えません。
では、人を本当に惹きつける魅力とはなんでしょうか?
それは、“人間力”です。
例えば、
・自分の心を誤魔化したり、逃げたりすることをしない、「心の強さ」がある。
・単なる人当たりの良さではなく、「本当の優しさ(=思いやり)」を持っている。
・トラブルが起きたときは、感情的にならずに対応できる、「柔軟さ」がある。
・こだわり、執着を持たずに、いつでも「心が軽い」状態でいられる。
など、こういう人は、“魅力がある”と言えるでしょう。
人間力があると、佇まいが変わってきます。
つまり、本当の魅力というのは、表面的なものではなく、その人の内側から湧き出るものなのです。
“心の筋トレ”、サボってない?
“人間力”を身に付けるのは、簡単なことではありません。例えば、身体を鍛える「筋トレ」は、辛いのは当たり前だと思っている人は多いでしょう。
だから、辛くても、頑張ってトレーニングに励む人はいます。
実は、“心の筋トレ”も同じです。
でも、“心の筋トレ”が辛いことを知っている人は、意外と多くはありません。
だから、「辛い」「苦しい」と言って、途中であきらめてしまう人が少なくないのです。
でも、身体に筋肉を付けるときと同様、ちょっとくらい無理しないと、心だって成長できるものではありません。
時には、成長するために、心がヒリヒリ痛むこともあります。
だからこそ、こういった魅力は、誰に好かれる、嫌われないだけのレベルではなく、ただ、ただ、真剣に、「自分を成長させたい。魅力的になりたい」と思える人(=自分を愛せている人)ではないと、続けられないし、身に付くものではないのです。