ホテル/東京のホテル

2014年夏虎ノ門に開業予定のホテル「アンダーズ東京」

2020年東京オリンピック開催決定で俄かに盛り上がってきた東京のホテル市場。そのなかで最も注目を集めているのが世界的なホテルチェーン、ハイアットホテルズが2014年夏にオープンを予定している「アンダーズ東京」。オーナーの森ビルが虎ノ門で開発中の大規模再開発ビル「虎ノ門ヒルズ」の高層部分に客室数164室でオープン、新たなホテルコンセプトを提案する同ホテルの魅力をフォーカス。

村上 実

執筆者:村上 実

ホテルガイド

ハイアットホテルズの新業態ホテル「アンダーズ東京」

虎ノ門ヒルズ

虎ノ門ヒルズ

オフイス街の虎ノ門に一際聳え立つシャープな外観の虎ノ門ヒルズ。このビルの47階~52階までの6フロアーに164室の規模で来年夏にオープンを予定しているのが世界的なホテルチェーン、ハイアットホテルズの新業態ホテル「アンダーズ東京」。

「andaz」とはヒンズー語で「パーソナルスタイル」という意味になるとか。ホテルのコンセプトは、Inspring(刺激的)、Indigenous(地域の個性)、Unscripted(筋書きのない)という3つのキーワード。恐らくいままでの日本国内で営業しているどのホテルとも異なる新しいサービス、ホスピタリティを表現するホテルという期待が大きく膨らんでいます。

52階ルーフトップ

52階ルーフトップ

52階のルーフトップバルコニーにはオープンカフェやチャペルが設けられる予定で、ここからの眺望はまさに新たな東京をパノラマで見渡せる最高のロケーションになることは間違いないところ。SMAPのTVコマーシャルでも有名になったシンガポールの「サンズ」と同じような桁違いのフォルムを持つホテルという印象。


 
総支配人のアルノ-undefinedドundefinedサン=テクジュベリ氏

総支配人のアルノ- ド サン=テクジュベリ氏

総支配人に就任したアルノ- ド サン=テクジュベリさんは、あの有名な『星の王子様』の作者、サン=テクジュベリの御親戚という間柄とか。アンダーズ第一号店のロンドンの総支配人を務めた42歳の超イケメンです。

先日は、ホテルの招待で東京上空から新ホテルの工事の進捗を眺めるヘリコプターツアーを体験することに。まるでジオラマ風のTOKYOの街をまさに俯瞰するというもので、先ほど説明した52階のルーフトップバルコニーは既に植栽も終わり完成に近づいている様子。

それにしても流石は森ビル。このヘリコプター、普段は赤坂アークヒルズと成田空港の往復をしている“タクシー・ヘリコプター”で、片道5人乗り(客席)は28万円とか。こういうプロモーションが実現出来るのもやはり森ビルという大企業のデベロッパーだからなのでは。
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