コンビニグルメ/コンビニグルメ関連情報

スイーツとセットで買いたい コンビニコーヒーの魅力(4ページ目)

スイーツのお供に欠かせない飲み物と言えば、コーヒーですね。実は近年、コンビニのコーヒーも劇的な進化を遂げているのを知っていましたが?コンビニコーヒーは、日経トレンディの2013年ヒット商品番付で1位に選ばれるなど、今年のトレンドグルメとしても注目の存在。コンビニスイーツをよりおいしくしてくれる、コンビニ各社のコーヒーの魅力に迫ります。

笹木 理恵

執筆者:笹木 理恵

おうちグルメガイド


厳選した4種の豆をブレンド ミニストップ

ミニストップのコーヒー売り場

ミニストップのエムズセレクトコーヒー。セルフ式で、カップを購入してお客が注ぐ

厳選した4種類の豆をアフターミックス製法でブレンド。ホットコーヒーはアラビカ種を100%使用し、やや浅煎りのフルシティロースト。アイスコーヒーはアラビカ種に種をブレンドし、深煎りのフレンチローストに仕上げています。


アロマ香るストレートコーヒー サンクス

・専用のエスプレッソマシンで1杯ずつ抽出
コーヒーマシンは、コーヒー豆とフィルターを密封包装した1杯抽出用の専用カートリッジ「Kカップ」(UCC上島珈琲のスーパーアロマ製法で製造)を使用。マシンに設置してボタンを押すと30秒でコーヒーが抽出されます。

・豆の違いが味わえるストレートコーヒー
メニューは、オリジナルテイスト、有機栽培珈琲、エクストラブレンドなどストレートコーヒーを豊富に揃えており、その日の気分で飲み比べも楽しめます。

自分好みのブレンドが作れる! スリーエフ

ジーセレクトコーヒー

ジーセレクトコーヒーは、2013年8月末現在でスリーエフ48店舗に導入済み

【グーツコーヒー】
・個性の異なるコーヒー豆を豊富にラインナップ
メニューは、ストレート・フレーバー・ブレンドの3タイプで、アメリカン・モカ・キリマンジャロ・ウインターフレイム・カフェインレス・有機栽培ブラジルなど16種類の中から日替わりで6~10種類を提供。

・自分でブレンドできる楽しさ
コーヒーはデカンタに注いだ状態で店内に陳列し、お客は好みのテイストを1種類、もしくは複数選んでブレンドし、4種のミルク(フレッシュミルク、生クリーム、無脂肪ミルク、ソイミルク)、砂糖、ダイエットシュガーなどを足して自分好みのコーヒーを作れるのが特徴。1杯12オンス(約340ml)で136円(スリーエフは150円)と容量に対しての価格も他店に比べ割安となっています。

・新鮮な状態で提供
コーヒーは、浄水器でコーヒーに適した水にしてじっくりとドリップ抽出。抽出後30分で廃棄し、風味を保った状態で提供しています。

【g-SELECT COFFEE】
コーヒー豆は、スペシャリティコーヒーである「有機栽培ブラジル」と「PRIMEgブランド」の2種。ドリップしたコーヒーが真空保存され、3時間淹れたての香りと味が保てる機械を採用しています。

ローソンのファンタジスタ

ローソンのファンタジスタのスタッフ。彼らがいる店舗は、コーヒーの売上も高いそうです

各社、コーヒー豆やマシン、販売方法に個性がありますが、なかでも接客面にスポットを当てたユニークな取り組みが、ローソンの「ファンタジスタ」制度です。従業員の接客技術とコーヒーの知識向上を目的とする社内資格制度で、2013年10月末現在で505人のファンタジスタが411店舗で勤務していますが、これは全従業員のわずか0.3%。合格率16%という難関試験なのだそうです。ファンタジスタは左胸に金色の刺繍の入った黒いエプロンを着用しているので、ぜひ探してみてくださいね。

こうした一連の流れから見えてくるのは、「コンビニのカフェ化」です。まさにこれからのコンビニは、ただ商品を売買するだけの場所ではなく、街のコミュニティスペースとしても機能する場所となっていくことが予測されます。我々にとって、ますます身近で便利な存在になるであろうコンビニの進化から、今後も目が離せません。

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