山野草のアプローチの奥にたたずむ家
1. 前面道路から20mほど奥に建物がある。 2. 石畳は近所の解体現場で出た廃材の大谷石を使用している。 3. 左官仕上げの白い壁と煖炉の煙突が印象的な外観。 4. 大谷石敷きのトンネル状のアプローチ。 5. ベイスギの板塀が立ち上がるハウチワカエデが植えられた北の庭。 ※写真 2以外は全て熊澤安子建築設計室 |
前面道路から約20m続く細いアプローチの先にある、明るく開けた四角い土地にこの家は建っています。大谷石の石畳と、趣のある庭を通り抜ける途中、茶室の腰掛待合のようにベンチが設えられています。そして、モミジが美しい大谷石敷きの北の庭に出ます。玄関までのアプローチは山野草の百科事典のように約100種以上が茂り、季節を楽しませてくれます。
◆建築データと建築家プロフィール